「隠蔽色」とは?意味や読み方・概要を解説!
「隠蔽色」は、いかに気付れないかがポイントとなっている言葉だと言っていいでしょう。
目次
- 「隠蔽色」とは?
- 「隠蔽色」の英語と解釈
「隠蔽色」とは?
「隠蔽色」とは、周囲とのコントラストの関係で、気付かれないように隠れてしまう色(もしくは柄)のことを指す言葉です。
いい例では、迷彩を施した服装がそれに当たります。
各国の軍隊がこれを戦闘服として採用しているのは戦場の草木に紛れて気付かれないようにする為で、それが「隠蔽色」となっているからに他なりません。
- 「隠蔽色」の読み方
「隠蔽色」の読み方
「隠蔽色」は、「いんぺいしょく」と読んでください。
「色」と言っていますが、実際には「柄」と考えて構わない言葉で、先の迷彩服や、豹(ヒョウ)の体の柄などがこのように表現されます。
野生動物や昆虫には、天敵から自らを守る為にこの「隠蔽色」の生物も多く存在しています。
「隠蔽色」の英語と解釈
「隠蔽色」は、英語では“cryptic coloration”と表現されます。
動物などが自らの存在に気付かれないように施している体色に使われる言葉で、周囲の色彩に紛れて判別が難しい色(柄)の表現で、日本語の「隠蔽職」と同様に使われている言葉です。
「隠蔽色」は、「迷彩色」とも表現されますが、後者の場合、緑を軸にした軍隊の戦闘服に使われている色や柄のイメージが強くなる為、その他の色で同様に周囲に紛れることができている場合には、この「隠蔽職」と使うといいでしょう。