「咎める」とは?意味や言い換え!例文と解釈
「咎める」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「咎める」について詳しく紹介していきます。
目次
- 「咎める」とは?
- 「咎める」の英語と解釈
- 「咎める」の表現の使い方
- 「咎める」を使った例文と意味を解釈
- 「咎める」の類語や類義語・言い換え
「咎める」とは?
「咎める」というのは過ちや罪を指摘して非難する、なじる、という意味になります。
悪いことをしたと思って心苦しくなる時にもこの表現が使えますし、悪いことをしたと思って心を痛めるという場合は「気が咎める」「良心がとがめる」などと表現できます。
他の人に対し、過失や悪い点などを責めて非難するという時にもこの表現が使え、例えば過失を「咎める」、という表現も可能です。
これ以外に、怪しんで問いただす、傷や腫れ物をいじくって悪くする、という時も使える言い回しです。
- 「咎める」の読み方
「咎める」の読み方
「咎める」は「とがめる」と読みます。
よく使われる表現でもありますのでぜひ覚えておきましょう。
「咎める」の英語と解釈
「咎める」という表現を英語にすると“blame”や“find fault with somebody”、“feel guilty”になります。
あら探しをする、責める、などという時にも使える表現ですね。
「墓参りに10年ほど行っておらず、気が咎めています」ということであれば“I feel guilty about never having visited the grave for about 10 years.”になります。
「咎める」の表現の使い方
責める、非難する、などという時に「咎める」という表現が使えます。
例えば誰かが職場で失敗し、それを隠そうとしていた場合、その間違いを「咎める」ことがありますよね。
また、自分自身が悪いことをしたために、後から良心が「咎める」ということもあるのではないでしょうか。
あんなことをするべきではなかった、悪いことをしてしまった、などと感じるという事は自分の言動を「咎めている」ということになります。
「咎める」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「咎める」を使った例文1
- 「咎める」を使った例文2
「咎める」を使った例文1
「あんな失敗をしてしまい、気を咎めています」
たとえたいした失敗ではなかったとしても、自分の失敗がどうしても許せない、あんな失敗をするべきではなかった、などと後悔することもあるのではないでしょうか。
それはまさに気が咎めている状態だといえます。
そのように感じられるという事はまだ前進できる、改善できる、ということです。
これから気をつけていけば大丈夫ですよ。
自己嫌悪に陥っている時などもこのような表現が使えます。
「咎める」を使った例文2
「子供が悪いことをしたため、夕食の後に咎める必要がありました」
「咎める」という言葉には子供などを激しい口調で諭す、説教する、などという意味もあります。
子供が悪いことをしたらそれは悪いことなのだとしっかり説明して教えなければいけません。
確かに説教をすれば子供は傷つくかもしれませんが、今後のために善悪の判断を教えることも重要です。
しかし、子供に対しては責めすぎないように気をつけることも大切ですね。
「咎める」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「叱責する」【しっせきする】
- 「非難する」【ひなんする】
「叱責する」【しっせきする】
「叱責する」というのは責任者が下の者の失敗や過ちをきつく非難するという意味になります。
相手の非を咎めて厳しく注意するときにこの表現が使えます。
「非難する」【ひなんする】
「非難する」というのは相手のミスや欠点などを責める、ということになります。
周囲の人が一方的に過失を責めるときに使われる言い回しです。
「咎める」という表現は自分に対しても使える言い回しですのでぜひ覚えておきましょう。
誰かの失敗などを「咎める」場合、責めすぎないようにすることも重要です。