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「お咎めなし」とは?使い方や例文!

「お咎めなし」という言葉は、時代劇だけではなく日常会話でも使われることがあります。

どの様な意味があるのか、例文も併せて紹介します。

お咎めなし

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「お咎めなし」とは?使い方や例文!>


目次

  • 「お咎めなし」とは?意味
  • 「咎め」とは?
  • 「お咎めなし」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「お咎めなし」の言葉や表現の使い方
  • 「お咎めなし」の類語や類似表現や似た言葉
  • 「お咎めなし」の英語と解釈


「お咎めなし」とは?意味

「お咎めなし」の読み方と意味を紹介します。

  • 「お咎めなし」の読み方
  • 「お咎めなし」の意味
  • 「お咎めなし」が使われる背景

「お咎めなし」の読み方

「お咎めなし」「おとがめなし」と読みます。

難しいので平仮名表記にすることが多くなります。

「お咎めなし」の意味

「お咎めなし」の意味は「しかるべき処罰が適用されないこと」です。

人は悪いことをした時には「バレれば処罰される」と分かっているものです。

運悪く周囲にバレてしまい、覚悟をしていたところ処分を判断する人達により「罪にあたらず」と言われた時の表現です。

現代で言えば、犯罪を犯して警察に逮捕されても検察により不起訴処分になったり、裁判になっても無罪の判決が出た時に使われます。

「お咎めなし」が使われる背景

「お咎めなし」には、有罪と思っていたところ無罪だった、怒られると思っていたのに何も言われなかった、という「意外性」が含まれています。

この背景として、時代劇で「お咎めなし」が使われる場合、罪を犯した人が訳ありだったということが多くあります。

その人自体は善人なのですが、何かの事情があってやむを得ずに罪を犯してしまい、捕まってしまいます。

ところが主人公の活躍によりその事情が明白になり、奉行が「情状酌量の予知あり」と判断して「お咎めなし」と判決を言い渡すのです。

現代でも同じように、本来ならば罪や処罰の対象になるところを、やむを得ない事情があったり、結果的にものごとが良い方向に流れることになった時などには、判断をする人達が よしとして「お咎めなし」とされます。

本人や周囲の人達は覚悟していたけれども結果が出てみれば処罰を免れたという時に使われます。



「咎め」とは?

「咎め」の意味と「咎め」を使った言葉を紹介します。

  • 「咎め」の意味
  • 「咎め立て」
  • 「気が咎める」

「咎め」の意味

「咎め」とは「なじること、非難すること」「処罰や罪」という意味があります。

「咎めなし」はこの意味が打ち消されて「非難されないこと」「罪ではないこと」という意味になります。

「咎め立て」

「咎め立て」の意味は、「必要以上に厳しく非難したり、罪を問うこと」です。

「咎める」は動詞形で「非難する」「処罰する」という意味があります。

「立てる」には非常に多くの意味がありますが、「動詞の連用形に続いて使われ、ものごとを盛んに行うこと」という意味があります。

本人も十分反省していて周囲もそれほど気にしていないのに、しつこく追求して非難することを「咎め立てる」と言います。

「気が咎める」

「気が咎める」の意味は、「その人の気持ちの中で罪の意識を感じてしまうこと」「やましいと思うこと」です。

「気分が咎める」ということで、誰もその人のことを処罰したりなじっている訳ではないのに、「悪いことをしたのでは」と不安になってしまうことです。

故意にではなくても結果的に人が不利になる様な行為をしてしまったり、悪いと知りつつも相手を都合よく利用してしまった時などに使われます。

「お咎めなし」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「お咎めなし」を使った例文と解釈を紹介します。

  • 「お咎めなし」を使った例文1
  • 「お咎めなし」を使った例文2

「お咎めなし」を使った例文1

「電車が遅れて会議に遅刻したけれどもお咎めなしだった」

幾ら社会人になったら時間は厳守するべきと言われても、交通事情は仕方ありません。

朝一から会議があったのですが、電車が遅れてしまい遅刻してしまいました。

怒られると思ったのですが、部長が同じ沿線で更に遅刻してきたので、何も言われずに済んだ時の言葉です。

「お咎めなし」を使った例文2

「ミスをしてしまったがその後の対処が良く取引先からほめられたのでお咎めなしとなった」

仕事でミスをすると、一番問題なのは取引先に迷惑をかけてしまうことです。

しかし今回は誠意ある対応をしたので取引先が結果に満足してほめられることになりました。

より取引先との関係が深まったことで処分されずに済んだことを表しています。



「お咎めなし」の言葉や表現の使い方

「お咎めなし」は、日常会話よりもむしろビジネスで多く使われる言葉です。

仕事でミスをしたけれども誰からも叱られなかった、謹慎や減給、或いは解雇など処罰を受けなかったなど、「罪がなかったことになった時」に使われます。

ものごとを判断する上の立場の人ではなく、一般社員に対して使われる言葉です。

「お咎めなし」の類語や類似表現や似た言葉

「お咎めなし」の類語は以下の通りです。

  • 「無罪放免」
  • 「見逃す」
  • 「不問にする」

「無罪放免」

「全く罪に問われることなく自由の身になれること」です。

事実が明らかになるまで呼び出されたり拘束されるものですが、何もなかったことになり今後も全く追求されない時に使われます。

「見逃す」

「その罪を知っていて知らないふりをすること」です。

悪いことだと分かっていながら、犯人の事情を汲みとって見なかったふりをする時に使います。

自分ではなく他人が悪いことをした時に使う言葉です。

「不問にする」

「その件に関して何も追求しないことにする」です。

事実関係に納得した、これ以上突き詰めても時間のムダで何の得策にもならないと判断したなどで、相手を追求しないことを言います。

「お咎めなし」の英語と解釈

お咎めなし meaning in english

「お咎めなし」には以下の2つの表現があります。

  • “Hope it goes with impunity.”
  • “You should beat the rap.”

“Hope it goes with impunity.”

「お咎めなしで済むといいね」になります。

“impunity”「免責=お咎めなし」という意味になります。

“You should beat the rap.”

「君はお咎めなしであるべきだ」になります。

“beat the rap”「罪を免れる」という意味になります。

icon まとめ

「お咎めなし」「しかるべき処罰が適用されないこと」という意味です。

背景として、本人や周囲が当然何かの処分が下るだろう、怒られるだろうと思っていた時に、何も言われないので意外に思うニュアンスが含まれています。

ビジネスで一般社員がよう使う言葉なので覚えておきましょう。


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