「反骨心を煽る」の意味とは！類語や言い換え

「反骨心を煽る」とは?

「反骨心を煽る」という言葉を知っているでしょうか。

選挙の演説などで、「反骨心を煽る」言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

一方で、「反骨心を煽る」という言葉を、今回初めて知った人もいるでしょう。

そこで「反骨心を煽る」という言葉の意味を紹介します。

• 「反骨心を煽る」の読み方
• 「反骨心を煽る」の意味

「反骨心を煽る」の読み方

「反骨心を煽る」は「はんこつしんをあおる」と読みます。

「反骨心」は「はんこつしん」、「煽る」は「あおる」と読みます。

これを機会に、「反骨心を煽る」は「はんこつしんをあおる」と読みましょう。

「反骨心を煽る」の意味

「反骨心を煽る」という言葉の意味を紹介します。

「反骨心」には、「権力や慣わしに対して、抗う気骨」という意味があります。

また「煽る」には、「おだてるなどして、相手がある行動をするよう仕向ける」という意味があります。

そのため「反骨心を煽る」には、「権力や慣わしに対して、抗う気骨を煽る」、「反骨心を持つように仕向ける」という意味があります。

「反骨心を煽る」の類語や類似表現や似た言葉

続いて「反骨心を煽る」の類語や類似表現を紹介します。

「反骨心を煽る」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「焚き付ける」【たきつける】
• 「けしかける」【けしかける】

「焚き付ける」【たきつける】

「焚き付ける」には「火をつけて燃やし始める」という意味があり、さらに「自分の思い通りの行動を促すこと」という意味があります。

相手が自分の思い通り動くよう、言葉巧みにいざなう時、「焚き付ける」と言います。

「けしかける」【けしかける】

「けしかける」には、「相手をおだてて、自分の思い通りのことをさせる」という意味があります。

「喧嘩をけしかける」などという使い方をします。

「反骨心を煽る」を使った例文や短文など

「反骨心を煽る」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「反骨心を煽る」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「反骨心を煽る」を使った例文1
• 「反骨心を煽る」を使った例文2

「反骨心を煽る」を使った例文1

「野党候補が、聴衆の『反骨心を煽る』演説をする」

この例文のように、野党候補は選挙に勝つために、聴衆が権力や慣わしに逆らうよう仕向けます。

権力の交代を願うよういざなう演説は「反骨心を煽る」演説と言えます。

「反骨心を煽る」を使った例文2

「生徒を叱咤激励して、『反骨心を煽る』先生」

この例文のように、あえて生徒に厳しい言葉を掛けて、根性を見せるようにけしかける指導法があります。

このような時、先生は生徒の奥底に眠る「反骨心」に期待しています。