「気兼ねなく接する」の意味とは!言葉を徹底解説
「気兼ねなく接する」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「気兼ねなく接する」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「気兼ねなく接する」とは?
- 「気兼ねなく接する」の表現の使い方
- 「気兼ねなく接する」を使った例文と意味を解釈
- 「気兼ねなく接する」の類語や類義語・言い換え
「気兼ねなく接する」とは?
これは気を使わない、遠慮することなく気軽に接する、という意味になります。
誰かに対して遠慮せずに話ができる、本音が言える、肩書や年齢などを気にしなくても良い、という状態が「気兼ねなく接する」状態だといえます。
- 「気兼ねなく接する」の読み方
「気兼ねなく接する」の読み方
これは「きがねなくせっする」と読みます。
よく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「気兼ねなく接する」の表現の使い方
この表現は主に人間関係に使えます。
例えば、気軽に話せる相手であれば、その人がたとえ若干年上であっても年下であっても、気兼ねなく話せますよね。
恋愛をしたいと思っている人は、気兼ねなく話せる人に出会いたい、付き合いたい、と思っているのではないでしょうか。
ただし、あまりにも気兼ねなく話せてしまう人の場合、何も遠慮することなく話せてしまうため、逆に恋愛には発展しないということもあります。
そのため「気兼ねなく接する」というのはマイナスになってしまうこともあるのです。
「気兼ねなく接する」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介します。
- 「気兼ねなく接する」を使った例文1
- 「気兼ねなく接する」を使った例文2
「気兼ねなく接する」を使った例文1
「彼には気兼ねなく接していたため、恋愛感情がなくなってしまいました」
恋愛関係を維持するためにはある程度の緊張感が必要だとも言われています。
色気を忘れず、あまりにもカジュアルな付き合いは避けなければいけないこともあるでしょう。
しかし、そのようなことを考えずに気兼ねなく話せてしまう場合、いつのまにか恋愛感情がなくなってしまっていたということもあります。
「気兼ねなく接する」を使った例文2
「あまり緊張せず、気兼ねに接してくださいね」
職場などで新しい人に出会う時、誰もが緊張しますよね。
しかし、もしもその人は気兼ねなく話ができるから大丈夫、と言われれば、安心できるのではないでしょうか。
特に肩書や年齢を意識しすぎず、一般常識で話ができる相手はまさに「気兼ねなく接する」ことが可能な相手だと言えるでしょう。
「気兼ねなく接する」の類語や類義語・言い換え
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「遠慮なしに」【えんりょなしに】
- 「委細構わず」【いさいかまわず】
「遠慮なしに」【えんりょなしに】
「遠慮なしに」というのは周りの事情を考えていない様子、遠慮なく、という意味になります。
「遠慮」というのは他人に対して言葉や行動を控えめにするという意味があり、「遠慮なしに」というのはそのようなことを意識しないということになります。
「委細構わず」【いさいかまわず】
「委細構わず」という言葉には事情がどうあろうともそれにはかかわらず、遠慮なく、という意味があります。
例えば、「委細構わず実行する」などと表現します。
この表現はよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
ただし恋愛関係においてはある程度の遠慮を忘れないことも大切です。