「心底どうでもいい」の意味とは!言葉を徹底解説
人と話をしていて「心底どうでもいい」と言われたら、どの様に解釈すれば良いのでしょうか。
意味や使い方などを併せて紹介しますので参考にして下さい。
目次
- 「心底どうでもいい」とは?
- 「心底どうでもいい」の表現の使い方
- 「心底どうでもいい」を使った例文と意味を解釈
- 「心底どうでもいい」の類語や関連語と解釈
「心底どうでもいい」とは?
「心底どうでもいい」の意味は「心の奥底から興味がなく放っておきたいと思っていること」です。
人は社交辞令という慣例があり、誰かと接している時には例え自分が全く興味がないことでも笑顔で応対するのが社会人としてのマナーという考え方です。
しかし相手があまりしつこくその内容を掘り下げてきたり、自分の体調が悪かったり精神的に使われている時など、相手の話が全く耳に入って来ない場合があります。
目の前で起きていることに全く興味が持てず、どうなっても構わないと思った時に発する言葉が「心底どうでもいい」です。
「心底どうでもいい」の表現の使い方
「心底どうでもいい」は、目の前の出来事や相手が投げかけた話題に対して全く興味が持てない時に使われます。
但し、直接相手に「心底どうでもいい」と言ってしまうと、相手の言ったことや興味のあることを否定することになってしまいます。
また、「心底どうでもいい人」と言ってしまうと、相手を貶める表現になります。
「心底どうでもいい」は、口に出して言うのではなく、その時に心で思ったり、後からSNSなどでつぶやく時に使いましょう。
「心底どうでもいい」を使った例文と意味を解釈
「心底どうでもいい」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「心底どうでもいい」を使った例文1
- 「心底どうでもいい」を使った例文2
「心底どうでもいい」を使った例文1
「どのアイドルが好きかなんて心底どうでもいいことだ」
アイドルに全く興味がない人が、アイドル好きな人達に囲まれて話し相手になった時の表現です。
アイドルは好きになる人は徹底的に好きになり、「推し」た「担当」などを名乗り熱心に応援するものです。
しかし興味がない人にとっては名前も顔も皆同じで区別がつきません。
適当に話を合わせているうちに「誰が好きか」などの話になり、うんざりしている様子を表しています。
「心底どうでもいい」を使った例文2
「職場では女性のファッションなど心底どうでもいいと思っている」
制服がない職場では、女性が毎日何を着て行くかで悩んでいます。
そして女性のファッションについて上手にほめられる男性はモテる傾向があります。
モテる為には「あれ、今日はちょっとイメージが違うね」「春らしくていい色の服だね」など、セクハラにならない様に上手にほめることが大切です。
しかし実際に男性にはファッションのことはよく分らず、ハッキリ言って適当にほめていることを表しています。
「心底どうでもいい」の類語や関連語と解釈
「心底どうでもいい」の類語を紹介します。
- 「マジで知ったこっちゃない」【まじでしったこっちゃない】
- 「いいから好きにして下さい」【いいからすきにしてください】
「マジで知ったこっちゃない」【まじでしったこっちゃない】
「こちらはもう関知しません」という意味で、「心底どうでもいい」より突き放した表現です。
「いいから好きにして下さい」【いいからすきにしてください】
「もう関わりあいたくない」という意味で、丁寧そうに聞こえてかなり冷たい表現です。
「心底どうでもいい」は「心の奥底から興味がなく放っておきたいと思っていること」です。
本当にどうでもいいと思った時に使ってみましょう。