「大規模」とは?意味や使い方!例文や解釈
「大規模」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「大規模」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「大規模」とは?
- 「大規模」の表現の使い方
- 「大規模」を使った言葉と意味を解釈
- 「大規模」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「大規模」の反対語
- 「大規模」の類語や類義語・言い換え
- 「大規模」の英語と解釈
「大規模」とは?
「大規模」とは仕組みや構想が大きいことを言います。
- 「大規模」の読み方
「大規模」の読み方
「大規模」と書いて「だいきぼ」と読みます。
「大規模」の表現の使い方
「大規模」とは物事の程度が大きい時に使う言葉です。
「商売を大規模に展開している」「大規模な工事が行われる予定だ」という風に使います。
「大規模」を使った言葉と意味を解釈
「大規模」を使った言葉、言い回しをいくつか紹介します。
意味の解釈をつけていますので使い方の参考にしてみてください。
- 「大規模地震」
- 「大規模集積回路」
- 「大規模小売店法」
「大規模地震」
「大規模地震」とは大規模地震対策特別措置法の対象となる地震のことを言います。
マグニチュード8程度の地震ということですから、ほぼ巨大地震ということになるでしょう。
「大規模地震に備えて、食料を家に置いておくことは大事だ」「大規模地震が怖いから、大きな家具は持たないようにしているの」という風に使います。
「大規模集積回路」
「大規模集積回路」とは集積回路の一つで、多層化、微細化によってICよりさらに素子の集積度を高くしたものを言います。
高密度集積回路とも言います。
「大規模小売店法」
「大規模小売店法」とは略して「大店法」と言いますが、これはデパート、スーパーなど一定規模以上の店舗面積を持っている大型店が出店する際に事前に周辺の小売店などと調整をすることなどを定めた法律のことです。
現在は立地法(大規模小売店舗立地法」が施行されており「大店法」は廃止となっています。
「大規模」を使った例文や短文など(意味を解釈)
それでは「大規模」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
- 「大規模」を使った例文1
- 「大規模」を使った例文2
「大規模」を使った例文1
「大規模な災害に備えて、ラジオを買って家に置いておこう」
地震や豪雨といった災害はいつ起こるかわかりません。
大規模な災害に備えて、食料、ラジオ、生活用品など家にある程度備えておくことは大事なことです。
電気が止まった場合に備えて電池で聴けるラジオがありますと心強いでしょう。
「大規模」を使った例文2
「大規模なリストラがあると噂を聞いた」
リストラとは企業の人員削減のことでようするに従業員の解雇ということです。
経営が悪化したことにより一斉に大人数の従業員を解雇するということがありますが「大規模なリストラ」という言葉で言い表します。
「大規模」の反対語
「大規模」の反対語とはどのような言葉になるのでしょうか。
明確な反対語がない場合は意味合いから当てはまる言葉を探してみましょう。
- 「小規模」【しょうきぼ】
- 「小スケール」【しょうすけーる】
- 「小ぢんまり」【こぢんまり】
「小規模」【しょうきぼ】
「小規模」とは物事の構造、仕組み、構えといったものが小さいことを言います。
「小規模企業に再就職することにした」「小規模な幼稚園の方が家庭的で好みだ」という風に使います。
「小スケール」【しょうすけーる】
「小スケール」とは物事の規模、人の度量といったものが小さいことを言います。
「小スケールの方が、何かと目が届いていいね」「どうしてそう、考えることやすることが、小スケールなんだ」という風に使います。
「小ぢんまり」【こぢんまり】
「小ぢんまり」とは副詞で、小さいながら過不足がない、整っているという意味と、小さくまとまっていて物足りないという意味と二通りあります。
「小ぢんまりとしたショップ」「小ぢんまりと生活を営めればそれでいいのです」「若いのに何をそんなに小ぢんまりとしているの」「小ぢんまりした生き方は止めろ」などと使います。
小さくて良い、小さくて悪いとどちらの意味にも使えることは覚えておきましょう。
「大規模」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「大規模」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「大掛かり」【おおがかり】
- 「大仕掛け」【おおじかけ】
- 「大々的」【だいだいてき】
- 「盛大」【せいだい】
- 「大スケール」【だいすけーる】
「大掛かり」【おおがかり】
「大掛かり」とは規模や仕組みなどが大きいという意味です。
「これはまた随分と大掛かりな装置ですね」「大掛かりなリフォーム」という風に使います。
「大仕掛け」【おおじかけ】
「大仕掛け」とは「大掛かり」と同じ意味で、仕組み、仕掛けが大掛かりなことです「大仕掛けな舞台装置」「こんな大仕掛けなことをしているのですか」などと使います。
「大々的」【だいだいてき】
「大々的」とは大掛かりに事を行うことを言います。
「彼女を大々的に売り出すことにした」「事件は大々的に報じられた」「大々的な宣伝活動を展開していく」などと使います。
「盛大」【せいだい】
「盛大」とは集会、式といったことが、大きく華やかであることを言います。
「盛大な歓迎会を開いてあげましょう」「とても盛大なお式だったわよ」「盛大にやってくれ」などと使います。
「大スケール」【だいすけーる】
「大スケール」とは物事の規模が大きいこと、大きいこと、人の度量などが大きいことを言います。
「大スケールなことをしてくれたものだ」「彼は何事もスケールが大きい人なんだ」などと使います。
「大規模」の英語と解釈
「大規模」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
英語では“large scale”と言います。
例文は“a large scale search”(大規模な捜索)、“a large scale integrated circuit”(大規模集積回路)となります。
いかがでしたでしょうか。
「大規模」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
「大規模」とは仕組み、構想などが大きいことを言います。
「大規模災害」「大規模地震」といった言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。