「太郎」(ネットスラング)とは?意味など徹底解説
ネットスラングとして目にすることがある「太郎」は、一体どのような意味で使っているのでしょうか。
目次
- 「太郎」(ネットスラング)とは?
- 「太郎」(ネットスラング)の語源や由来
- 「太郎」(ネットスラング)としての使い方や注意点
「太郎」(ネットスラング)とは?
ネットスラングでの「太郎」とは、名前を覚える気にもならない(覚えたくない)キャラクターに対して使われる言葉です。
一見では読めない名前や覚えにくい名前だったり、とても共感できないと思ったキャラクターがこのように表現されることが多いです。
「そういえば、あの太郎はあれからどうなったの?」といった問いに対して、「○○でしょ?今回は登場してないよ」といったような使われ方になり、それが誰を指しているのか分かる人には分かるという具合です。
「太郎」(ネットスラング)の語源や由来
太郎がネットスラングとしてこのように使われるようになった由来は、「異世界はスマートフォンとともに」というライトノベルが原作のアニメについて、2ちゃんねる内でかわされた会話からです。
「そういえば、まだ主人公の名前を覚えてなかった」といった問いに対して、誰かが「確かスマホ太郎だったはず」と回答したことで、このキャラクターと同様に、覚えにくい、同様に覚える気にもなれないキャラクターに対してこの「太郎」と使われるようになりました。
本当は「望月冬夜」(もちづきとうや)という名前ですが、今では2ちゃんねるではすっかり「スマホ太郎」と呼ばれています。
「太郎」(ネットスラング)としての使い方や注意点
アニメなどで「太郎」と呼ばれてしまうのは、あまり話の大筋とは関係のないキャラクターのことが多いですが、元ネタとなった「異世界はスマートフォンとともに」の「望月冬夜」はれっきとした主人公です。
それでありながら、「太郎」扱いというのは、このキャラクターの作中での行動も大きく影響しているからです。
このように、主要キャラクターであっても、覚えにくい名前だったり、そのキャラクターに魅力がないと、この「太郎」と呼ばれてしまうことになります。
ネットスラングとしての「太郎」は、先の「スマホ太郎」のように、そのキャラクターの特徴を交えて使うことも多いと覚えておきましょう。