「恐ろしい子」とは?意味!ネタとしての使われ方や返し方はある?
「恐ろしい子」という表現を知っているでしょうか。
インターネット上で話題となった言い回しでもありますが、これはある漫画のファンたちの間で人気を博した言い回しでもあります。
ここでは、この表現がどこから来たのか、そしてどのようなイメージが広まっているのか、実際はどうなのか、ということについて紹介していきます。
目次
- 「恐ろしい子」とは?
- 「ガラスの仮面」とは?
- 「恐ろしい子」の場面は実際には白目ではない
- 「恐ろしい子」のネタとしての使われ方・返し方はある?
「恐ろしい子」とは?
「恐ろしい子」というのは漫画「ガラスの仮面」に出てくる表現です。
女優である月影千草は、何の取り柄もない少女である月島マヤに対して使っている表現です。
「マヤ. . . 恐ろしい子!」という表現が下ネタであり、マヤに秘められている演劇の才能を見出したときに使われている表現です。
この漫画は非常に70年代の少女漫画独特の画風となっており、月影千草は目を閉じて微笑みを見せていました。
このときの画風にインパクトがあり、「恐ろしい子」という表現が使われるようになったとされています。
「ガラスの仮面」とは?
ガラスの仮面、というのは美内すずえに夜少女漫画作品であり、累計発行部数5,000万部以上という大ベストセラーです。
49巻まで発行されており、いまだに連載中です。
劇団に興味のある平凡な少女がその才能を見出され、開花していくストーリーになっています。
「恐ろしい子」の場面は実際には白目ではない
「恐ろしい子」という表現で検索をしてみると、実際には月島マヤのライバルである姫川亜弓が顔面蒼白で白目を、むいている画像が多くヒットします。
しかし、これはあくまでもセリフや表情を切り貼りしたコラージュであり、このときの姫川亜弓が「恐ろしい子」と述べているわけではありません。
「恐ろしい子」という表現を使っているときの月影千草は目を閉じて笑っており、高揚した表情でほくそ笑む笑顔になっています。
そのため、実際は白目では無いのです。
「恐ろしい子」のネタとしての使われ方・返し方はある?
原作ではひらがなで書かれている「恐ろしい子」という表現ですが、パロディーなどでネタとして使われるときには漢字表記されることが多いのではないでしょうか。
例えば、誰もが知る有名な妖怪ウォッチにおいても「ガラスの仮面」のような画風で白目を剥き、顔面蒼白で「恐ろしい子!」と表現されているシーンがあります。
先ほども述べた通り、本当はこのシーンは白目の顔面蒼白では無いのですが、やはり顔面蒼白の様子が採用されており、もしかしたら「恐ろしい子、と言う表現は白目で顔面蒼白」というイメージを持った人も多いかもしれません。
これはアニメ第39話に登場したシーンですが、その後は再放送がNGとされ、幻のシーンとも言われました。
妖怪ウォッチはパロディーや昭和ネタが多いため、それがNGに関与しているのではないかと考えられています。
これ以外にも2015年にアニメ化された「おそ松さん」アニメ第7回でも、「恐ろしい子」と言う表現が利用されています。
やはり完璧な白目と顔面蒼白になっています。
この漫画は、もしかしたら知らないという人もいるかもしれません。
しかしガラスの仮面は非常に有名な漫画ですので、ぜひ手に取ってみてください。