「弊害が出る」とは?意味や類語!
「弊害が出る」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「弊害が出る」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「弊害が出る」とは?意味
- 「弊害が出る」の表現の使い方
- 「弊害が出る」の英語と解釈
- 「弊害が出る」を使った例文と意味を解釈
- 「弊害が出る」の類語や言い換え
「弊害が出る」とは?意味
「弊害が出る」とは他に害が出る、害となる悪いことが出るという意味になります。
- 「弊害が出る」の読み方
「弊害が出る」の読み方
「弊害が出る」と書いて「へいがいがでる」と読みます。
「弊害が出る」の表現の使い方
「弊害が出る」の「弊害」とは他に害を及ぼす物事、害となる悪いことという意味がある言葉です。
つまり、何か物事に悪影響が出ると考えられる時や、実際に悪いことが起こった時に「弊害が出る」「弊害が出た」と使います。
「弊害が出るので禁止した方がいい」「今になって弊害が出る」といった風に使います。
「弊害が出る」の英語と解釈
「弊害が出る」という言葉は英語ではどのように言い表すのでしょうか。
「弊害」は英語では“a bad”と言います。
例文は“Smoking brings about a lot of bad effects on your health.”(タバコを吸うことは健康に様々な弊害をもたらす)となります。
「弊害が出る」を使った例文と意味を解釈
「弊害が出る」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、参考にしてみてください。
- 「弊害が出る」を使った例文1
- 「弊害が出る」を使った例文2
「弊害が出る」を使った例文1
「このような弊害が出ることがわかった以上、何とかしなくてはならない」
「弊害が出る」とは「害となる悪いことが起こる」ことです。
そのようなことがわかった以上は何とかしなくてはならないということを例文は言っています。
「弊害が出る」を使った例文2
「いずれ弊害が出ることは予想できていた」
悪いことをすれば悪い未来が、いいことをすればいい未来が訪れるというのは単純にわかることです。
例文の場合は何か悪いことがすでに起こっています。
そしてこうなることは前からわかっていたということを言っています。
「弊害が出る」の類語や言い換え
「弊害が出る」の類語、似た言葉、言い換える言葉などをいくつか紹介しましょう。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
- 「悪影響が出る」【あくえいきょうがでる】
- 「問題が出てくる」【もんだいがでてくる】
- 「不都合が出る」【ふつごうがでる】
「悪影響が出る」【あくえいきょうがでる】
「弊害が出る」を似た言葉で言い表すならば「悪影響が出る」となります。
同じ意味となりますし「弊害」よりも「悪影響」の方がよく使われる言葉かもしれません。
会話においては「悪影響が出る」の方が簡単でわかりやすい言い方です。
「あの人が会社にいると、みんなの仕事に悪影響が出る」「悪影響が出る前に何とかした方がいい」といった風に使います。
「問題が出てくる」【もんだいがでてくる】
「弊害」とは害となる悪いこと、といった意味です。
「弊害が出る」ことは「問題が出てくる」ことです。
例えば「いい加減なことをすればいずれ弊害が出る」は「いい加減なことをすればいずれ問題が出てくる」と言い換えることができます。
「不都合が出る」【ふつごうがでる】
「不都合」とは道理に合わないこと、よろしくないことという意味があります。
「弊害が出る」と「不都合が出る」は同じ意味合いとして解釈できるでしょう。
例えば「次々に弊害が出てくる」は「次々に不都合が出てくる」と同じ意味です。
いかがでしたでしょうか。
「弊害が出る」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
少々難しい言葉「弊害」ですが意味合いは「害となる悪いこと」「他に害を及ぼす物事」といったことでそれほど難しくはありません。
「弊害が出る」「弊害をもたらす」「弊害を取り除く」など「弊害」という言葉の意味を理解していれば簡単にわかりますのでぜひ覚えておくようにしましょう。