「誠実に取り組む」とは?意味や類語!
何事を行う時にも一番に求められるのは、この「誠実に取り組む」ことでしょう。
目次
- 「誠実に取り組む」とは?
- 「誠実に取り組む」の表現の使い方
- 「誠実に取り組む」の英語と解釈
- 「誠実に取り組む」を使った例文と意味を解釈
- 「誠実に取り組む」の類語や言い換え
「誠実に取り組む」とは?
「誠実に取り組む」とは、誠意をもった態度で真剣にその物事に向かい合うことです。
「彼は仕事にいつも誠実に取り組んでいる」などという使い方になる言葉で、それだけ日々きちんと仕事に向き合っていると表現しています。
しかし、結果についてまでは言及していない言葉の為、誠実に取り組んだが、結果がついてこなかったという場合があるかも知れません。
この言葉は、あくまで物事に取り組む姿(結果までは考慮せずに)に対して使うと覚えておいてください。
- 「誠実に取り組む」の読み方
「誠実に取り組む」の読み方
「誠実に取り組む」は、「せいじつにとりくむ」と読んでください。
難しい漢字も使われていないので、読み方に対しての問題はないでしょう。
「誠実」には、心を込めてという意味も含まれています。
例え結果がついてこなかった場合でも、心が込められた対応だと判断すれば、「誠実に取り組んでもらったが、結果的には残念だった」などと、結果は失敗ながらも褒め言葉として使うこともできます。
「誠実に取り組む」の表現の使い方
「誠実に取り組む」は、真剣に物事に取り組む姿に対して使う言葉です。
「何事にも誠実に取り組む男だ」とすれば、人間的に素晴らしいという姿の表現として用いることになり、このような使い方もよく見聞きします。
上のように、結果は残念だったがその物事に取り組んでいた姿は真剣だったという使い方もそれなりにされる言葉で、物事に対して向き合う姿勢を褒める為に使ってください。
「誠実に取り組む」の英語と解釈
「誠実に取り組む」を英語にすると、“work faithfully”となります。
“faithfully”は「誠実」や「忠実」という意味の単語で、そのように取り組む(仕事をする)ことに"work”と使っています。
“He has a reputation for working faithfully.”という例文にすると、「彼は誠実に仕事に取り組んでいると評判だ」となり、“working”の一言で「仕事に取り組んでいる」と表せます。
「誠実に取り組む」を使った例文と意味を解釈
「誠実に取り組む」を使った例文と、その意味の解釈です。
自分でこのように使う時には、それほど真剣に取り掛かると考えている決意の表れになります。
- 「誠実に取り組む」を使った例文1
- 「誠実に取り組む」を使った例文2
「誠実に取り組む」を使った例文1
「次のプロジェクトは、これまで以上に誠実に取り組む必要がある」
それだけ大事なプロジェクトだと言いたい為の使い方です。
「これまで以上に」と付けて使っているのでいいですが、それがないと、今まではそれほど誠実に取り組んでいなかったともとれてしまう為、必ずこのような形で使ってください。
「誠実に取り組む」を使った例文2
「誠実に取り組むと言っておきながら、とてもそうだとは思えない態度だ」
この「誠実に取り組む」という表現は、使った人がそう感じた時に(自らへの場合はそうだと思って)使うものなので、本人としては真剣に取り組んでいるつもりても、周りからは(その程度では)そうだと評価してもらえない場合もあります。
「誠実に取り組む」の類語や言い換え
「誠実に取り組む」を別の言葉で表す場合には、以下がよく使われます。
そのまま言い換え表現として考えてもいいでしょう。
- 「真摯に接する」【しんしにせっする】
- 「真面目に行う」【まじめにおこなう】
「真摯に接する」【しんしにせっする】
「接する」としましたが、「向き合う」や「取り組む」としても同じ意味になります。
「真摯」はひたむきな姿に対する表現で、「誠実に取り組む」と同様に使える言葉です。
「真面目に行う」【まじめにおこなう】
こちらも、「行う」を「向き合う」や「取り組む」としても使えます。
「誠実に取り組む」や「真摯に接する」と比較すると少々意味合いが弱くなりますが、充分に真剣に対応するという意味合いで用いることができます。
「誠実に取り組む」ことは、何より大切だと言えるでしょう。
しかし、その態度だけでなく、最終的な結果もついてくると更によいのは言うまでもありません。