「辛辣で草」とは?意味や注意点!類語まで詳しく解説!
ネット上でたまに見掛ける「辛辣で草」とは、どんな意味で使っているのでしょうか。
目次
- 「辛辣で草」とは?
- 「辛辣で草」の表現の使い方と注意点
- 「辛辣で草」の類語
「辛辣で草」とは?
「辛辣で草」は、辛辣な表現過ぎて笑ってしまうという意味で使います。
「辛辣」(しんらつ)という言葉から説明すると、非常に手厳しい(表現だ)という意味で使われる言葉で、「辛辣な批判を受けた」などという形で用いられることが多いです。
何かに対する評価に対して、手厳し過ぎて笑ってしまうといった使い方になると考えてください。
「辛辣で草」の表現の使い方と注意点
「辛辣で草」の「草」は、ネット上で(笑)という意味で使われる「w」と草と見立てて、「笑ってしまう」という意味で使われます。
その為、比較的気楽に使える言葉ですが、あまり簡単に使うべきではありません。
例えば、プロ野球で負けたチームで敗因となった選手に対して、「あのエラーはないだろう、小学生かよ」などといった批判が出ることがありますが、この程度では「辛辣」とまではいきません。
「辛辣で草」と使うなら、「あんなプレーで何千万も年俸とってるとか、泥棒に近いだろ」くらいの表現に対してでないといけません。
それでもまだ微妙なところで、「いいところでエラーする為に生まれてきたんじゃねぇの?」くらいの批判(もはや完全な悪口)になって、初めて使える表現です。
「辛辣で草」の類語
「辛辣で草」のように、「草」を使ったネットでよく見掛ける言葉です。
これらの意味も覚えておくと、そのような表現が飛び交う2ちゃんねるを閲覧する際に便利です。
- 「草不可避」【くさふかひ】
- 「大草原」【だいそうげん】
「草不可避」【くさふかひ】
「不可避」は、避けられないという意味で使う言葉です。
よって、笑いを避けられない=笑うしかないという意味で用いられます。
例として、「朝急いで家を出たら、電車に乗ってから片方がサンダルだったことに気付いた」などといった発言に対して使われることが多いです。
「大草原」【だいそうげん】
草が「w」のことだと上で説明しましたが、その草が広がっている様子の「草原」とすると、イメージ的に「wwwwwwww」のような感じになると捉えてください。
つまり、大笑いのことだと解釈していいでしょう。
そのように思った発言などに対して、「それは大草原」のように使われます。
(笑)を意味する「草」が絡むネットスラングは多く存在しており、そこから発展した「草原」、「森林」という表現も誕生しています。
元の「草」の意味や使い方をきちんと抑えておくと、この「辛辣で草」などの表現の解釈にも困ることはないでしょう。