「苦労が偲ばれる」とは?意味や類語!
「苦労が偲ばれる」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「苦労が偲ばれる」という言葉を使った例文や、「苦労が偲ばれる」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「苦労が偲ばれる」とは?
- 「苦労が偲ばれる」を使った例文や短文など
- 「苦労が偲ばれる」の類語や類似表現や似た言葉
「苦労が偲ばれる」とは?
「苦労が偲ばれる」という言葉を知っているでしょうか。
誰かの様子を見て、「苦労が偲ばれる」と思ったことがあるかもしれません。
一方で、「苦労が偲ばれる」という言葉を今回初めて目にする人もいるかもしれません。
そこで「苦労が偲ばれる」という言葉の意味を紹介します。
- 「苦労が偲ばれる」の読み方
- 「苦労が偲ばれる」の意味
「苦労が偲ばれる」の読み方
「苦労が偲ばれる」は「くろうがしのばれる」と読みます。
「苦労」は「くろう」、「偲ばれる」は「しのばれる」と読みます。
「偲ばれる」を初見で正しく読むのは難しいかもしれません。
これを機会に「苦労が偲ばれる」は「くろうがしのばれる」と読みましょう。
「苦労が偲ばれる」の意味
「苦労が偲ばれる」の意味を紹介します。
「偲ばれる」には、「懐かしい物事や人を、懐かしむ気持ち」という意味や、「好ましいことが自然に推測される」という意味があります。
「苦労が偲ばれる」には、「苦労してきた日々や気持ちなどが、自然に推測される」という意味があります。
例えば、顔に深いしわが刻まれている人を見た時に、「この人は、苦労して生きてきたんだな」と自然に推測されることがあるでしょう。
このような人を見た時に、「苦労が偲ばれる」という心理状態になります。
「苦労が偲ばれる」を使った例文や短文など
「苦労が偲ばれる」という言葉を使った例文や短文を紹介します。
「苦労が偲ばれる」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。
- 「苦労が偲ばれる」を使った例文1
- 「苦労が偲ばれる」を使った例文2
「苦労が偲ばれる」を使った例文1
「この人を見ていると、部下の『苦労が偲ばれる』」
気性が荒い、面倒な性格の持ち主と会うと、その人の部下が苦労しているのではないかと、思うことがあります。
面倒な性格の持ち主の下で仕事をするのは大変ですし、気性が荒い上司から、怒鳴られているのではないかと想像できるためです。
このような時に、「苦労が偲ばれる」という言葉を使ってみましょう。
「苦労が偲ばれる」を使った例文2
「この作品を見ると、制作中の『苦労が偲ばれる』」
この例文のように、絵画や映画などの作品を見ている時、「大変だったろうな」と「苦労が偲ばれる」ことがあります。
例えば、細かい描写が連続するような絵画は、制作日数などを考えて、ぞっとするかもしれません。
また激しいアクションシーンなどを見ていると、演じている役者が苦労しただろうと想像できます。
「苦労が偲ばれる」の類語や類似表現や似た言葉
「苦労が偲ばれる」の類語や類似表現を紹介します。
「苦労が偲ばれる」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。
- 「苦労人」【くろうにん】
- 「努力の跡が見える」【どりょくのあとがみえる】
「苦労人」【くろうにん】
「苦労人」は「苦労の多い人生を送った人」という意味があります。
普通の人よりも苦労が多い人生を送った人は、人に優しくできたり、我慢強いなどの特徴があります。
このような人は、会ってすぐに、「苦労人」だと気付くかもしれません。
「努力の跡が見える」【どりょくのあとがみえる】
「努力の跡が見える」という言葉もあります。
例えば鉄棒が上手くなかった子供が、上手に逆上がりなどをできるようになっている姿を見た時に、その背景に、その子供が努力している姿が浮かび上がってくることがあります。
毎日のように練習して逆上がりができるようになったのだと感じさせる時、「努力の跡が見える」という言葉を使います。
「苦労が偲ばれる」という言葉について見てきました。
誰かに会った時、何かの作品などを見た時に、苦労している姿が浮かんでくる時に、「苦労が偲ばれる」という言葉を使ってみましょう。