「羨ましい限り」とは?意味!使い方や例文
「羨ましい限り」という表現を聞いたことがあるでしょうか。
生活をしていると、誰かをとても羨ましく感じたりすることがありますよね。
それならば、「羨ましい限り」という表現にはどのような意味があるのでしょうか。
ここでは、「羨ましい限り」という言い回しについて紹介します。
目次
- 「羨ましい限り」とは?意味
- 「羨ましい限り」を分解して解釈
- 「羨ましい限り」の表現の使い方
- 「羨ましい限り」の類語や言い換え
「羨ましい限り」とは?意味
「羨ましい限り」というのはとてつもなく羨ましいという意味になります。
羨ましいという表現には他人を見て、自分もそうありたいと願う、羨む気持ちをそそられる、という意味があります。
羨む、というのは他人の身の上や持ち物が自分よりも恵まれているように見え、自分もそうなりたいと思う、という意味を持ち、自分よりも優れている人を見た時に妬ましいと感じる場合を指すこともあります。
羨ましいと思われていることが恥ずかしいと感じる人もいますが、羨ましいと感じることで自分を向上させることも可能ですので、羨ましいという感覚は大切だとも考えられます。
「羨ましい限り」というのは羨ましくて仕方がないという意味になるのです。
「羨ましい限り」を分解して解釈
羨ましい、という表現は羨むという表現の形容詞であり、自分もそうありたいと願う、という意味になります。
例えば、就職活動をしている時などに同級生がさっさと内定をもらったら、とにかく「羨ましい限り」だと感じる人もいるのではないでしょうか。
特に自分がなかなか内定をもらえない時など、周りがどんどん内定をもらっていくと羨ましい、妬ましいという感情が芽生えることもあるかもしれません。
このような場合に「羨ましい限り」、という表現が使えます。
「羨ましい限り」の表現の使い方
「羨ましい限り」というのは誰かを羨ましいと思っている時、その程度が非常に大きい場合などに使えます。
例えば、孫が欲しくてたまらないと考えている夫婦になかなか孫ができず、その知り合いに5人目の孫が生まれた、などとなれば、とにかく「羨ましい限り」だと感じるのではないでしょうか。
最近は若い人でも不妊治療を受けていると言われますが、なかなか子供ができない人にとっては、子供がいる人は羨ましく感じるものです。
また、男の子が3人いる、次は女の子が欲しい、と思っている人にとっては、女の子がいる人が羨ましいと思うこともあるかもしれません。
その羨ましいという度合いが大きい場合、「羨ましい限り」という表現が使えます。
「羨ましい限り」の類語や言い換え
ここでは「羨ましい限り」という類義語を紹介します。
- 「羨ましくて仕方がない」
- 「この上なく羨ましい」
「羨ましくて仕方がない」
羨ましくて仕方がない、というのはとにかく羨ましい、仕方がない、という表現は避けられない事態に直面しているということです。
羨ましくて仕方がない、というのは羨ましく思って当たり前、羨ましく思わないなど考えられない、などという意味になります。
「この上なく羨ましい」
この上なく羨ましい、というのはこれ以上ないくらい羨ましい、という意味です。
羨ましいと一言で言っても、少し羨ましいのかとても羨ましいのか、全然違いますよね。
例えば強い結婚願望を持っていながらなかなか結婚できない人であれば、結婚していく同級生たちを見てとても羨ましいと思うかもしれません。
しかし、その一方で結婚願望がなければ大して羨ましいとは感じないものです。
とにかく強い結婚願望があり、自分は誰よりも早く結婚したい、などと思っている人が同級生に追い抜かれてしまう場合、この上なく羨ましい、という感覚になります。
誰かに対して、あるいは何かに対して羨ましいという感情を持つのは人間として当たり前のことです。
むしろ、羨ましくて仕方がない、などといった気持ちを持ったことがない人はいないのではないでしょうか。
そのような時には「羨ましい限り」という表現が使えます。