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「悋気」とは?意味と類語!例文と使い方!

「悋気」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

読み方もわからない、という方も少なくないかと思います。

ここでは、「悋気」という言葉について、意味や読み、例文などご紹介していますので、ぜひこの機会に一読ください。

悋気

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「悋気」とは?意味と類語!例文と使い方!>


目次

  • 「悋気」の意味とは?
  • 「悋気」の読み方・漢字
  • 「悋気」の言葉の使い方
  • 「悋気」を使った言葉と意味を解釈
  • 「悋気」を使った例文や短文など
  • 「悋気」の類語や言い換え
  • 「悋気」の英語や例文など
  • 「悋気」と「嫉妬」の違い


「悋気」の意味とは?

「悋気」の意味とは?

「悋気」とは、あらゆることに対する妬ましい気持ちを表し、なかでも、恋愛感情のある男女においての妬みについて言われることの多い言葉です。

特に、女性から男性に対するやきもちを意味することが多くあります。

また、やきもちや男女間での妬みを意味する語として知られてはいますが、金銭問題など、それ以外の事象に関しても使われています。



「悋気」の読み方・漢字

「悋気」の読み方・漢字

「悋気」「りんき」と読みます。

「悋」の漢字はほかに、「やぶさ-か」「ねた-む」「お-しむ」といった読みを持ち、やぶさか、けち、ねたみなどの意味で使われています。

「気」という漢字はほかに、「キ」「ケ」「いき」といった読みを持ち、くうきのことや、いき、におい、気配などのほかに、心のはたらきや性質といった意味を持ちます。

「悋気」の言葉の使い方

「悋気」の言葉の使い方

「悋気」という言葉は、「悋気する」と動詞的用法もありますが、「悋気の心」のような使われ方もします。

また、「悋気」という語句の入ったことわざもあり、妬みについて言うときに使われます。

以下で見ていきましょう。



「悋気」を使った言葉と意味を解釈

「悋気」を使った言葉と意味を解釈

では、具体的に「悋気」を使用した語句にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

専門用語も含まれていますが、知っていて損はありません。

  • 「悋気を起こす」
  • 「悋気売り」
  • 「法界悋気」

「悋気を起こす」

「彼は自分の恋愛がうまくいかないせいで、すぐに悋気を起こす」

妬むことや、優位に立っているものに対して悔しい、と感じることを、「悋気を起こす」といいます。

とても好意を寄せている人が、別の誰かに優しくしているところを見てしまったときなど、激しい妬みに襲われることがありますが、そのような場合に「悋気を起こす」という言葉が使われます。

「悋気売り」

「今は苦しいが、悋気売りになってはいけない、と戒めている」

「りんきう(り)」と読み、株式用語の一つです。

周りの株が上昇しており勢いがあっても、自分の持っている株が振るわないということがありますが、このときにきちんと先が見えなくなり、その場の状況だけで突発的に株を売却してしまうことをいいます。

妬みからくる短気な株の売却、と考えるといいでしょう。

「法界悋気」

「失恋してからの彼女は、世のカップルすべてを妬んでおり、法界悋気だ」

「ほうかいりんき」または「ほっかいりんき」と読み、自分には関係のないことがらについて妬むことをいいます。

たとえば、道行くカップルが仲がいいのを見て妬んでいる人がいますが、このような人についていわれます。

「法界」とは、森羅万象にあるすべてのもの、という意味で使われています。

「悋気」を使った例文や短文など

「悋気」を使った例文や短文など

次に、「悋気」という言葉を使用した例文を見ていきましょう。

ことわざも紹介しますので、覚えておくと語彙が広がります。

  • 「悋気」を使った例文1
  • 「悋気」を使った例文2
  • 「悋気」を使った例文3

「悋気」を使った例文1

「悋気は女の七つ道具とは昔からいったものだけど、うちの女房は度が過ぎる」

「悋気は女の七つ道具」というのは、女性の魅力の一つとして、やきもちが数えられる、ということです。

適度にやきもちを焼いてくれる女性は男性にとって可愛らしく、いつまでも大切にしたいと思わせます。

ここではそのやきもちを、愛される女の技術の一つとして挙げています。

「悋気」を使った例文2

「悋気は恋の命というが、わたしたちの場合は彼のほうが悋気だ」

やきもちは女の特権と思われがちですが、やきもち焼きの男性も、実は数多くいます。

あまり細かいことまでいうと、信用されてないのでは、とか、監視されているようだと感じる女性もいるでしょうが、ほどほどの「悋気」は恋愛のいいスパイスになるのではないでしょうか。

「悋気」を使った例文3

「妻たちはよくカフェで集まって悋気講している」

江戸時代に庶民階級の女性たちが集まり、夫の浮気話などを互いにしあって憂さを晴らしたことを、「悋気講」といい、「りんきこう」と呼びます。

道行く女性に色目を使った、アイドルグループのファンクラブに入っているなど、現代の主婦たちも、同じような話で盛り上がっているのではないでしょうか。

「悋気」の類語や言い換え

「悋気」の類語や言い換え

「悋気」の類語表現を見ておきましょう。

「悋気」という言葉は今ではあまり使われておらず、文語的になってしまいますが、言い換えのきく言葉を知っておくと便利です。

  • 「やきもち」【やきもち】
  • 「嫉み」【そねみ】

「やきもち」【やきもち】

「悋気」を起こすことを、「焼ける」ということがありますが、そこに「餅」という言葉が添えられています。

「悋気」という言葉は、金銭問題などにも使われると上記しましたが、そのような場面では使われないのが「やきもち」との差といえるでしょう。

「嫉み」【そねみ】

「そね(み)」と読み、羨ましさ、憎らしさが自分に向かってくることをいいます。

たとえば、失恋直後に友人が結婚したときに、友人に向かってあなたはいいわね、とはっきりということを「妬み」といい、人知れずやけ酒を飲むことを「嫉み」といいます。

「悋気」の英語や例文など

「悋気」の英語や例文など

「悋気」を表す英語としては、“jealousy”が挙げられます。

日本でもカタカナ語の「ジェラシー」としてよく知られています。

やきもちを焼く、と言いたいときには、“get jealous”というといいでしょう。

また、“envy”「悋気」を表す英語ですので、どちらが使いたい場面にあっているか考えながら使うといいでしょう。

「悋気」と「嫉妬」の違い

「悋気」と「嫉妬」の違い

広義には、「悋気」とは、「嫉妬」の古い言葉とされていますが、厳密には違いがあります。

「嫉妬」には、さまざまな事象についてまんべくなく使われ、自分より優位にある者に対する妬みをいいますが、「悋気」は、なかでも恋愛や男女間の感情についていわれることが多い、ということが特徴となっています。

ささいな違いかもしれませんが、言葉について厳密でありたい、という方は使い分けるといいでしょう。

icon まとめ

「悋気」とは、妬みを表す言葉とわかりました。

どんな環境にいたとしても、「悋気」を起こして他人を羨むより、今ある幸福に気づき、日々、満たされた気持ちを味わうことができれば、どこにいて、何をしていても幸せな人生が待ってくれていることでしょう。


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