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「令色」とは?新元号との関係は?意味と使い方、類語や対義語、英語も詳しく紹介!

この「令色」は、「平成」に次ぐ新元号が「令和」となったことで、同じ漢字を使っていることから、よく調べられるようになった言葉だと言えるでしょう。

令色

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「令色」とは?新元号との関係は?意味と使い方、類語や対義語、英語も詳しく紹介!>


目次

  • 「令色」の意味とは?
  • 「令色」の読み方
  • 「令色」の使い方
  • 「令色」を使った言葉と意味を解釈
  • 「令色」を使った例文や短文など(意味を解釈)
  • 「令色」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え
  • 「令色」の英語(解釈)など
  • 「巧言令色」の対義語


「令色」の意味とは?

「令色」の意味とは?

「令色」とは、「うわべだけの愛想がうまい」という意味で使う言葉です。

「令色な人だ」と言うと、それらがうまいという意味から、「うわべだけうまく取り繕っている、調子がいい人だ」といったニュアンスになります。

その為、いい意味で使う言葉ではなく、そのような人に対する批難の為の表現だと考えていいでしょう。

尚、新元号の「令和」「令」は、「令月」(れいげつ)から引用されたものです。

その「令月」は、「めでたい月」という意味なので、全く悪い意味はなく、同じ「令」を使った言葉でも、この「令色」と元号の「令和」とは一切関係ありません。



「令色」の読み方

「令色」の読み方

「令色」は、「れいしょく」と読む言葉です。

「令」「れい」と読むことができれば、読み方に問題はないでしょう。

口語からこの言葉を漢字にする時に、間違えて「麗色」としている場合がありますが、その「麗色」は、「色あざやかな様子」の表現で、全く意味が違うので注意してください。

「令色」の使い方

「令色」の使い方

令色は、先に挙げたような「うわべだけうまく取り繕っている」人を指して使う言葉です。

相手に気に入られたい為にそのような様子になっているという時によく用いられ、「あの令色な様子はいかがなものか」などという使われ方をします。

「その場に合わせてうまく繕った」という場合には使わない言葉で、普段からそのようなことがうまいという意味も暗に含んでいます。



「令色」を使った言葉と意味を解釈

「令色」を使った言葉と意味を解釈

令色を使った言葉の意味の解釈です。

実際にはこの表現で使われる場合が多いです。

4-1 . 「巧言令色」の意味とは?

「巧言令色」(こうげんれいしょく)は、「巧言」(こうげん、口先だけうまいこと)と「令色」を一緒にしたことで、より一層「調子のよさ」の表現だと考えていいでしょう。

「令色」だけで使う場合より、この「巧言令色」として用いることが多く、四字熟語としても有名です。

「うわべだけ」の人を指して使う蔑称とも言える表現です。

「令色」を使った例文や短文など(意味を解釈)

「令色」を使った例文や短文など(意味を解釈)

令色を使った例文や短文です。

ここまでの説明の通り、いい意味はない言葉なので、例文でもそのような使い方になります。

  • 「令色」を使った例文1
  • 「令色」を使った例文2
  • 「令色」を使った例文3

「令色」を使った例文1

「令色なだけで出世できるほど会社は甘くない」

確かに会社の中では、いわゆるおべんちゃらや愛想笑いが求められることもあるでしょうが、それだけで出世ができるほど甘い世界でもありません。

もしできたとしても、すぐに化けの皮が剥がれてしまうことになるでしょう。

「令色」を使った例文2

「令色に騙されることなく、本質を見抜くことが大切だ」

正にその通りですが、深い付き合いにもならないと、簡単には見抜けないことも多いのが実情です。

しかし、うわべだけの姿は、そのうちにバレてしまうことになるのは言うまでもありません。

「令色」を使った例文3

「令色もいい加減にしないと、すぐに本性がバレるぞ」

誰に対しても不自然なほどに愛想を振りまいていると、それが普通の人(つまりは令色)だと思われてしまうでしょう。

もちろん時には多少の愛想が必要になる場合もありますが、それは「令色」とはまた別物です。

「令色」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え

「令色」の類語や言い換え(シソーラス)言い換え

令色と似た意味の言葉や、言い換えに使用できる表現です。

「巧言」は含めていません。

  • 「舌先三寸」【したさきさんずん】
  • 「美辞麗句」【びじれいく】
  • 「八方美人」【はっぽうびじん】
  • 「社交辞令」【しゃこうじれい】

「舌先三寸」【したさきさんずん】

「口先ばかり」のことを指す表現です。

「令色」より「巧言」の方に近い言葉ですが、「巧言令色」とした時には言い換えにもなる言葉です。

「口がうまい」ことは、「令色」「愛想がうまい」という意味も含むと考えていいでしょう。

「美辞麗句」【びじれいく】

「口先だけのおべんちゃら」のことです。

上の「舌先三寸」と比べて、綺麗な言葉でそれを行うことだと解釈してください。

「あいつはいつも美辞麗句ばかりを並べている」といった使い方になります。

「八方美人」【はっぽうびじん】

「誰に対しても愛想がいい人」のことを表現する言葉です。

「令色」に一番近いと考えることができますが、それと同様にいい意味はない言葉なので注意して使ってください。

尚、「美人」とありますが、男性に対してもそのまま使える言葉です。

「社交辞令」【しゃこうじれい】

多少意味が異なりますが、物事を円滑に進める為の「調子のいいセリフ」です。

しかし、場面によってはこれが必要となったり、使った方がいいということもある点が、その他の言葉とは大きく違います。

また、この「社交辞令」は、相手にそうだと分かっても、特に問題にならないという特徴もあります。

ただし、あまりに見え透いたセリフは、この「社交辞令」としても使わない方がいいでしょう。

「令色」の英語(解釈)など

「令色」の英語(解釈)など

令色は、英語では“servile looks”と表現しますが、実際の使い方では、これらの二語をあまり一緒にはせず、“He looks fact is a servile person.”といった形になります。

上は「彼は実は令色な人だ」という意味で、このように、“servile”“looks”を分けて文法的にうまく使うことができる表現です。

「巧言令色」の対義語

「巧言令色」の対義語

「巧言令色」の対義語は、「剛毅木訥」(ごうきぼくとつ)です。

こちらも有名な四字熟語で、「素朴で飾り気がない」という意味です。

この「巧言令色」「剛毅木訥」は、共に中国の「論語」から引用されたもので、それぞれの言葉が使われている元の表現は、「巧言令色鮮し仁」(こうげんれいしょくすくなしじん)と、「剛毅木訥仁に近し」(ごうきぼくとつじんにちかし)です。

前者は「口や愛想がいいだけの人間は、人の仁(道徳の理念)に欠けている」という意味で、後者は「素朴で飾り気がない人ほど仁に近付ける」という「論語」の作者である孔子(とその弟子たち)による教えです。

icon まとめ

令色は、あまりそれだけでは見聞きしませんが、「巧言令色」として、そのような人に対して使われることが多い言葉です。

対義語になる「剛毅木訥」と合わせて覚えておくといいでしょう。