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「自負」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】

「自負」とは、「自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持ってること」です。

「自負」「意味・読み方・英語と解釈・使い方・例文と解釈・類語や類義表現」などについて、詳しく説明していきます。

自負

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「自負」とは?意味・類語・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「自負」の意味とは?
  • 「自負」の読み方
  • 「自負」の英語(解釈)
  • 「自負」の使い方
  • 「自負」を使った例文・短文(解釈)
  • 「自負」の類語や類義の表現


「自負」の意味とは?

「自負」の意味とは?

「自負」の意味は、「自分の才能や知識、仕事などに自信を持ち誇らしく思うこと」「自分の能力・実績・長所などに十分な自信と誇りがあること」になります。

「自負」には「自分自身が優れていることを自覚して自信・誇りを持つ」という意味合いがあり、「自負」の漢字の「負」には「頼みにすること・後ろ盾にすること」の意味があります。

「自負」というのは、「自分自身の才能や仕事、実績などを頼りにすること」「自分の優れた才覚・長所を後ろ盾にして自信を持つこと」を意味する言葉です。

その意味から、「私の柔道の腕前は、日本でも五本の指に入ると自負しています」「自らの才能に対する自負の強さが、彼女の努力を支えている」などの文章で用いられます。



「自負」の読み方

「自負」の読み方

「自負」の読み方は、「じふ」になります。

「自負」の英語(解釈)

「自負」の英語(解釈)

「自負」の英語とその意味の解釈は、以下のようになります。

“pride、self-pride”(「誇り・プライド」の意味から、「自負」を意味しています。)

“self‐confidence”(「自分に対する自信」の意味から、「自負」を意味しています。)

“self-esteem”(「自分に対する評価」から、「自負」を意味します。)

“take pride in〜、be proud of〜”(「〜に誇りを持つ」の意味から、「〜を自負している」を意味します。)

“I have taken in my flatter oneself that〜”(「自分を褒めて得意になる」の意味から、「〜について自負している」を意味します。)

“I flatter myself that I'll win next game too. ”(次の試合もまた私が勝つと自負しています。)

“feel proud that”(「〜に誇りを感じる」から、「〜を自負している」を意味します。)

“She has a high opinion of herself. ”(彼女はかなり自負が強い。“have a high opinion of oneself”「自分自身を高く評価する」を意味します。)



「自負」の使い方

「自負」の使い方

「自負」の使い方は、「自分自身の能力や知識、仕事などに対してポジティブな自己評価を持っている時」「自分の長所・才能に自信を持っていて誇りに思っている時」に使うという使い方になります。

「自負」は、自分の優れていると思っている部分に対して、自信と誇り(プライド)を持っている時に使う言葉なのです。

例えば、「自分の職人としての仕事に自負が無ければ、お客様のご依頼に応えることなどできません」「仕事をする時には、いつも自負心と責任感を忘れないようにしています」などの文章で、「自負」という言葉を正しく使うことができます。

「自負」を使った例文・短文(解釈)

「自負」を使った例文・短文(解釈)

「自負」を使った例文・短文を紹介して、その意味を解釈していきます。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3

例文1

私は精密さを求められる時計職人の仕事に関しては、誰にも負けないプロの丁寧な仕事をしているという自負があります。

この「自負」を使った例文は、「細かな作業の多い時計職人の仕事について、自分が誰にも負けないプロとしての丁寧な仕事をしているという自信・誇りがあること」があります。

例文2

自負心が自惚れと油断につながったなら負けるであろうし、自負心が良い意味の誇りにつながったなら必ず勝つであろう。

この「自負」を使った例文は、「自分で自分の才能や知識に自信を持つ心が、勝負(試合)でプラスに作用することもあれば、マイナスに作用することもあるということ」を意味しています。

自分自身に対して自信・誇りを持つことが、相手の力を甘く見積もる自惚れと油断につながれば、勝負で負けやすくなります。

反対に、その自信が鍛錬を怠らず相手と全力で戦うという良い意味のプライドにつながれば、その勝負に勝ちやすくなるのです。

例文3

まずは自分の才能なり知性なりを自負できるだけの誇れる実績を、一つでも二つでも良いので積んでいきなさい。

この「自負」を使った例文は、「人生や仕事で成功するためには、自分の才能・知性・仕事に自信・誇りを持てるような素晴らしい実績を、まずは一つでも二つでも積むことが大切であること」を意味しています。

口先だけで自分は凄いと大言壮語してはったりに過ぎず、本物の実力を身につけて自信を持つためには、「誇れるような実際の仕事の成果」を上げていく必要があるのです。

「自負」の類語や類義の表現

「自負」の類語や類義の表現

「自負」の類語や類義の表現には、どのようなものがあるのでしょうか?「自負」の類語・類義表現について、分かりやすく解説していきます。

  • 「自信・矜持」
  • 「プライド・自尊心」
  • 「覚え・慢心」

「自信・矜持」

「自負」の類語・類義表現として、「自信・矜持(きょうじ)」があります。

「自信」の言葉の意味は、「自分の才能・知識・実績・学問などが優れていると自分で信じていること」「自分の言動・生き方の正しさを信じて疑わないこと」になります。

「矜持」というのは、「自分の能力や実績を優れたものとして誇らしく思う気持ち」「自尊心・プライド」を意味します。

自分の長所について自信・誇りを持つ「自負」の類語として、「自信・矜持」が上げられます。

「プライド・自尊心」

「自負」の類語・類義表現として、「プライド・自尊心」があります。

「プライド(pride)」というのは、英語で「自分自身の能力・知識・生き方などに対して自信・誇りを持つこと」です。

「自尊心」の言葉の意味は、「自分で自分を尊重する心・態度」「卑屈にならずに自分に対して敬意・自信を持つ心」になります。

自分の才能や仕事に対して自信・誇りを持つ「自負」の類義表現として、「プライド・自尊心」を指摘することができます。

「覚え・慢心」

「自負」の類語・類義表現として、「覚え・慢心」があります。

「覚え」の言葉の意味は、「自分の才能や仕事、知識などが優れていることが分かっていること」「自分の長所・才能に対する自覚」になります。

「慢心」というのは、「自分が凄いと思ってうぬぼれている心。

驕(おご)っている心」
というややネガティブな意味を持ちます。

自分で自分の才能や実績に自信を持つ「自負」の類語として、「覚え・慢心」が上げられます。

icon まとめ

「自負」という言葉について徹底的に解説しましたが、自負には「自分の才能・知識・業績などに自信と誇りを持ってること」などの意味があります。

自負の類語・類義表現としては、「自信・矜持」「プライド・自尊心」「覚え・慢心」などがあります。

「自負」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。


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