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「着想を得る」の意味・読み方・英語【使い方や例文】

着想を得るという表現は、あまり聞かないかも知れませんが、ピンときたという時に使える言葉です。

着想を得る

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「着想を得る」の意味・読み方・英語【使い方や例文】>


目次

  • 「着想を得る」の意味とは?
  • 「着想を得る」の読み方
  • 「着想を得る」の語源や由来
  • 「着想を得る」の使い方
  • 「着想を得る」を使った例文・短文(解釈)
  • 「着想を得る」の英語と解釈
  • 「着想を得る」の類義語や置き換えられる表現


「着想を得る」の意味とは?

着想を得るとは、「いいことを思い付いた」「ひらめいた」という意味の言葉です。

文章としておかしくないように、語尾を変えて「着想を得た」「着想を得られた」などと使われることも多く、そのような場合でも意味は一緒です。

難しい言葉でもないので、そういったことがあった時に普通に使えます。

特にかしこまった表現にもならないので、使うことを躊躇する必要はありません。



「着想を得る」の読み方

「着想を得る」は、「ちゃくそうをえる」と発音します。

「着想」(ちゃくそう)という単語を使った言葉なので、その読み方が分かれば間違えることはないでしょう。

「着想」と聞いたことがなくても、それぞれの漢字を音読みで普通に読めば正しく読むことができます。

何も難しいことはありません。

「着想を得る」の語源や由来

「着想を得る」という言葉の由来は、「アイデア」「思い付き」という意味の「着想」が得られた(思い付いた)ことを表現する為に、このように使われるようになったことです。

この「着想」は、原則的に得る(得られたなどの形も含む)という使い方をします。

他の表現で使うことはまずないので、着想=得るものだという解釈で覚えておきましょう。



「着想を得る」の使い方

着想を得るは、何かを思い付いた、ひらめいた時、もしくは何かにヒントを得たという時にも使うことができます。

得る(または、少し変化させた形)という語尾で使う言葉なので、使い方が限られてしまうと思われがちですが、思ったより広い使い方ができる言葉だとも言うことができます。

「着想を得る」を使った例文・短文(解釈)

着想を得るを使った例文や短文です。

色々なケースで使っているものを挙げていきます。

これらを見ていくと、前述のように、使い方が広い言葉だということが分かると思います。

  • 例文1
  • 例文2
  • 例文3
  • 例文4

例文1

「このゲームの舞台設定は、古代のギリシャに着想を得ているらしい」

ロールプレイングゲームと呼ばれるゲームの多くは、いわゆる剣と魔法の世界ですが、そのような設定は、古代のヨーロッパからきていることがほとんどです。

その中でも、ギリシャとローマはよく参考にされており、その為に、どのようなゲームをプレイしてもあまり変わらないと感じてしまうことがあります。

言ってしまうと、マンネリ化していると表現できなくもありませんが、それだからこそロールプレイングゲームなのだとも言えるのかも知れません。

例文2

「将棋は、インドのチャトランガから着想を得たことで考案されたボードゲームだ」

将棋の起源はこのチャトランガという、かつてインドに存在したボードゲームだと言われています。

このチャトランガは、西洋の将棋とも言えるチェスの元にもなっており、歩兵や騎馬などを表す駒が使われるゲームです。

尚、ヨガにおいて、このチャトランガという名前のポーズがありますが、将棋やチェスとは何の関係もありません。

例文3

「この前の山登りで見た光景から、次の作品の着想を得ることができた」

雄大な自然を目の前にしたことで、作品へのいいアイデアが浮かんだと言っている例文です。

着想を得るの使い方として分かりやすく、このように使ってこその言葉です。

「着想」を思い付いた、ヒントになったという両方の意味にとれる表現ですが、この場合はどちらとして使っているかと考える必要はなく、その両方として使っています。

例文4

「なかなか新しい車のコンセプトの着想が得られない」

ガソリンエンジンと電気モーターとのハイブリッド車、完全に電気モーターだけで走る車、更には水素エネルギーで走る燃料電池車など、常に色々な最新の技術が登場している自動車業界ですが、そろそろここから先の画期的なアイデアを出すのは難しいというところまできているのかも知れません。

そのようなことを表現したい例文で、この中の「着想」はアイデアだと解釈していいでしょう。

「着想を得る」の英語と解釈

着想を得る meaning in english

着想を得るを英語で表現すると、“inspired by 〜”という表記になります。

「〜」にはそこから着想を得た対象が入り、それによって思い付いたと使ってください。

ただし、この表記は多少堅いので、少し柔らかくするなら“inspire from 〜”がいいでしょう。

この“inspire”(インスパイア)は、そのまま日本語のように使われることも多い言葉で、「〜にインスパイアされた」などという表現を聞いたことがある人も多いでしょう。

“inspire”「刺激する」という意味ですが、これを「された」いう形にし、「着想」とほとんど同じ意味として使っています。

「その刺激によって思い付いた」という解釈です。

「着想を得る」の類義語や置き換えられる表現

「着想を得る」と同様の意味で使える言葉や表現です。

ただし、使い方が多少異なるので、その点には注意が必要です。

  • 「発想が浮かぶ」(はっそうがうかぶ)
  • 「発意する」(はついする)
  • 「考案した」(こうあんした)

「発想が浮かぶ」(はっそうがうかぶ)

この「発想」は、「着想」にとてもよく似た意味の言葉です。

ただし、使い方は多少異なり、浮かぶ(浮かんだ)と表現して使います。

この使い分けは、「着想」「得る」もの、「発想」「浮かぶ」ものだと覚えておけばいいでしょう。

「発意する」(はついする)

「着想を得る」と似た形でも使える類義表現です。

「発意を得る(得た)」と使っても意味が通り、「発意した」のような使い方をしても構いません。

「〜から発意した」「〜が発意するきっかけになった」などいった使われ方をよく見掛けます。

「考案した」(こうあんした)

「着想を得る」とは多少意味が異なりますが、状況によっては置き換えにも使える表現です。

この「考案」は、突然浮かんだというイメージではなく、「考えた結果から思い付いた(導き出した)」という時に使います。

「考案する」とすると、「考え出す」という意味になり、まだ思い付いていない状態を表すことになるので注意してください。

icon まとめ

着想を得るは、それほど見掛ける表現ではありませんが、覚えておくと思わぬところで使える機会があったり、この言葉を見た時にすぐに意味が分かるでしょう。