「ライトユーザー」の意味・類語【使い方や例文】ゲーム用語
ゲームをプレイするユーザーは、色々な種類に分類されます。
ここで言う種類とは、主にそのゲーム対しての姿勢を指します。
目次
- 「ライトユーザー」の意味とは?
- 「ライトユーザー」の類語や言い換え
- 「ライトユーザー」の言葉の使い方
- 「ライトユーザー」を使った例文と解釈
- 「ライトユーザー」以外のユーザーの種類
「ライトユーザー」の意味とは?
ライトユーザーとは、それほどそのゲームに凝っている訳ではなく、空いた時間に少しプレイする程度という人や、無課金(してとしても、微課金程度)でプレイしている人を指す言葉です。
その為、プレイの為に無理に時間を割くことはまずなく、あくまで空いた時間の遊びの1つだと考えてゲームをしているので、それほどそのゲームについて詳しく知っていることは少なく、キャラクターもそれほど強くないことがほとんどです。
「ライトユーザー」の類語や言い換え
ライトユーザーは、「カジュアルユーザー」とも呼ばれます。
語感から、すぐに同じ様な意味だと分かると思いますが、どちらも全く一緒だと考えて構いません。
共に「初心者」とは違い、始めたばかりの人という訳ではなく、長く続けている場合でも、それほど本気でプレイしている訳ではない、空いた時間に遊ぶ程度という人は、このライトユーザーと呼びます。
「ライトユーザー」の言葉の使い方
ライトユーザーはゲームでは広く使われる言葉で、単にそのような人のことを表す為に使う場合だけでなく、もっと本気でプレイしている人が、これに該当する人を(プレイ時間が長い割にはキャラクターが弱いなどの理由で)馬鹿にするような意味で使う場合もあります。
ですが、ゲームに対する考え方は人それぞれなので、ライトユーザーだからと言って、それを理由に非難されるのは筋違いというものです。
「ライトユーザー」を使った例文と解釈
ライトユーザーだということを理由に、パーティに入れてもらえない、まともに相手にしてもらえないといったことがありますが、これは決してその人への非難ではなく、強い人(本気でプレイしている人)だけで固めたパーティだったり、毎日のようにログインしている仲間だけでプレイしたいという理由からです。
好きな時にだけプレイしているという状態では、ゲーム内ではこのように扱われても仕方ないのです。
- 例文1
- 例文2
- 例文3
例文1
「ここはライトユーザーばかりのギルドなので安心だ」
ライトユーザーは、同じような人ばかりで集まった方が、お互いにストレスなくゲームを楽しめます。
イベントの参加を強要されたり、高いアイテムなどを購入(課金)して強くなるようにと求められるのは避けたいものです。
例文2
「ライトユーザーなんか入れても、戦力にならないどころか足手まといでしょ」
本気でそのゲームをプレイしている強い人ばかりが集まっているギルドやチームでは、このようなことがよく言われます。
これ自体は別に問題のある行為ではなく、そのような人たちは同じような人たちだけで集まりたいのです。
例文3
「ライトユーザーレベルなので、それほど詳しくは分からない」
ライトユーザーと呼ばれる人たちは、そのゲームを長くプレイしている場合でも、あまり詳しくシステムなどを知らないという場合も多いです。
長くプレイしているからといって、誰もが強かったり、詳しいという訳でもないということです。
「ライトユーザー」以外のユーザーの種類
比較的「緩く」プレイしている人を、この「ライトユーザー」と呼ぶように、それ以外の人を表現する言葉も当然いくつか用意されています。
中にはあまりいい響きがない言葉もありますが、そう呼ばれた本人は、その呼ばれ方が気に入っていることもあるのが面白いところです。
- 「ヘビーユーザー」【へびーゆーざー】
- 「重課金(兵)」【じゅうかきん(へい)】
- 「ミドルユーザー」【みどるゆーざー】
- 「アクティブユーザー」【あくてぃぶゆーざー】
- 「幽霊ユーザー」【ゆうれいゆーざー】
「ヘビーユーザー」【へびーゆーざー】
この言葉は、ライトユーザーとは正反対の姿勢でそのゲームをプレイしている人のことです。
それこそ時間さえあればログインし、少しでもゲームを進めようと頑張っていたり、新しいキャラクターやアイテムが登場すれば、いち早くそれを手に入れようと考えます。
ゲームの中ではとても頼りになる存在ですが、中にはそのゲームの為に、実際の生活に影響が出てしまっている人も居るので、そこまでいってしまうと褒められたものでもありません。
「重課金(兵)」【じゅうかきん(へい)】
上のヘビーユーザーがもっと濃くなった人たちのことだと考えてください。
ヘビーユーザーの中でも、課金で行える限り、キャラクターを強くしたり、ゲームを早く進める人がこれに該当し、中には毎月10万円以上の課金を行っている人も珍しくないくらいです。
オンラインゲームの多くは、プレイヤーの課金によって支えられています。
よって、ライトユーザーがほぼ無料でプレイを続けられるのは、このような人たちのお陰だとも言えるでしょう。
ですが、本人たちにその自覚はなく、あくまで自分たちの為に(課金を)行っているだけなので、特に感謝する必要はありません。
「ミドルユーザー」【みどるゆーざー】
ヘビーユーザーと呼ばれるほど本気でプレイしている訳ではなく、ライトユーザーよりはログインの頻度や課金が多い人のことをこう呼びます。
ヘビーユーザーの中には、そう呼ばれるのが嫌で、自らをこう表現している人がまま見られます。
このミドルユーザーという言葉には、一般的にも悪い響きはありません。
どのゲームでも、一番多いプレイヤー層だと言うことができます。
「アクティブユーザー」【あくてぃぶゆーざー】
この言葉は、そのゲームをきちんと(定期的に)遊んでいる人を指す言葉です。
ライトユーザーもヘビーユーザーも、それほど間隔を空けずに遊んでいれば、一緒にこの中に含まれます。
これが減ってくると、そのゲームの存続が厳しくなると言わざるを得ません。
どれだけ登録人数が多くても、このアクティブユーザーが少ないようでは、運営を続けるのは厳しいでしょう。
「幽霊ユーザー」【ゆうれいゆーざー】
そのゲームに登録を行っただけで、実際にはほとんどプレイしていない人たちのことです。
このような人もユーザー人口に数えられるので、10万人という人数の発表があるゲームだとしても、アクティブユーザーは1万人も居ないかも知れません。
ゲームによっては、一定の期間(半年間など)にログインがないと、登録が削除されるというシステムになっていることがあります。
見掛けのユーザー数だけが多くても仕方ないからです。
ライトユーザーのレベルでゲームを遊んでいる分には、実際の生活に影響を与えてしまったり、そのゲームの為にお金を遣い過ぎてしまうことはないでしょう。
もちろん本気でプレイするのも楽しいですが、ゲームはあくまで娯楽の1つだということを忘れていけません。