「真摯」とは？意味や類語！例文と解釈

「真摯」とは?

「真摯」という表現は、「物事や相手に対して、真面目で熱心・真剣なさま」を意味しています。

「真摯」というのは、「浮ついたりふざけたりしているところがなくて、真面目で直向き(ひたむき)なこと」を意味している表現なのです。

更に「真摯」という表現は、「一生懸命に集中して物事に取り組んでいる様子」を意味しています。

「真摯」の表現の使い方

「真摯」の表現の使い方は、「真面目でひたむきに何かの物事・仕事に取り組んでいる場合」や「真面目で熱心な様子を感じられる態度・表情などが見られる時」に使うという使い方になります。

例えば、「彼の学術研究に対する真摯な態度には、見習うべき点が少なからずありました」といった文章において、「真摯」の表現を適切に使用することができます。

「真摯」を使った言葉と意味を解釈

「真摯」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「真摯な態度」【しんしなたいど】
• 「真摯に取り組む」【しんしにとりくむ】

「真摯な態度」【しんしなたいど】

「真摯な態度」という言葉は、「いい加減なところが見られず、真面目で熱心に物事(相手)に向き合う姿勢・感じ」を意味しています。

例えば、「彼は今まで自分の仕事に対して真摯な態度で向き合ってきたからこそ、多くの人からその仕事ぶりを信頼されているのです」といった文章で使われます。

「真摯に取り組む」【しんしにとりくむ】

「真摯に取り組む」という表現は、「物事・課題などに対して、雑念を抱かずに一生懸命に(一心に集中して)取り組むこと」を意味しています。

例えば、「彼女はテニスというスポーツに、学生時代から今までずっと真摯に取り組んできました」などの文章で使用することができます。

「真摯」を使った例文と意味を解釈

「真摯」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。

• 「真摯」を使った例文1
• 「真摯」を使った例文2

「真摯」を使った例文1

「彼は真摯な態度で本番の試合に臨んで、その試合で気持ちの良いプレイをしてくれました」

この「真摯」を使った例文では、「真摯」という表現を、「本番の試合に臨もうとする時の真面目でひたむきなさま」という意味合いで使っています。

「真摯」を使った例文2

「何か目標を持って真摯に生きるという強い意志を持つことができなければ、人生はどこか虚しいものになりやすいのです」

この「真摯」を使った例文は、「自分の人生に何か目標を持って一生懸命にひたむきに生きる」という意味のある文脈で、「真摯」という言葉を使用しています。

「真摯」の類語や類義語

「真摯」の類語・類義語を紹介して、その意味を説明していきます。

• 「真面目」【まじめ】
• 「一生懸命」【いっしょうけんめい】

「真面目」【まじめ】

「真面目」という表現は、「嘘・不正がなくていい加減なことをしないさま」や「本気で熱心なさま」を意味しています。

「熱心」という言葉は、「ある物事に深く心を打ち込むこと・一生懸命にやること」を意味しています。

それらの意味から、真面目で真剣なさまを意味する「真摯」と近しい類似の意味を持つ類語(シソーラス)として、「真面目・熱心」を上げられます。

「一生懸命」【いっしょうけんめい】

「一生懸命」という表現は、「自分の命を賭けるかのように、本気で必死に物事に打ち込むさま」を意味しています。

「直向き」という言葉は、「脇目も振らずに、熱心に(一途)に物事に取り組むこと」を意味しています。

この意味合いから、「一生懸命・ひたむき」は、一生懸命に熱心に(一途に)物事に取り組むことを意味する「真摯」の類義語として考えられます。