「モチベーション」の意味・類語【使い方や例文】
「モチベーション」の意味や類語を紹介します。
さらに「モチベーション」の使い方や例文、「モチベーション」を上げるコツを紹介して行きます。
目次
- 「モチベーション」の意味とは?
- 「モチベーション」の類語や言い換え・似た言葉
- 「モチベーション」の言葉の使い方
- 「モチベーション」を使った例文
- 「モチベーション」を上げるコツ
「モチベーション」の意味とは?
みなさんも「モチベーション」という言葉を聞いた事があると思います。
日常生活や学校、職場でも頻繁に飛び交っている言葉ではないでしょうか。
「モチベーションが上がらない」そのような悩みを抱えている人もいるかもしれません。
そこで、すでにメジャーになったカタカナ語「モチベーション」の意味を改めて紹介します。
- 「モチベーション」の英語表記
- 「モチベーション」の意味
「モチベーション」の英語表記
「モチベーション」は英語で表記すると“motivation”になります。
例えば「私のモチベーションが上がっている」という文章は、“My motivation is going up”という文章になります。
ここでは「モチベーション」は英語の“motivation”から来た、カタカナ語であるという事を知っておきましょう。
「モチベーション」の意味
「モチベーション」には「動機」という意味があります。
人が何かをする時には、かならず理由や原因があります。
例えば試験勉強をするのは、良い学校に進学したいという理由があるからで、出勤時に走るのは、就業開始時間に遅刻しないためかもしれません。
このような「動機」あるいは「動機付け」する事を「モチベーション」と言います。
さらには何かをするための「意欲」や「やる気」という意味もあります。
例えばバイトを長く続ける事ができない人は、「意欲」や「やる気」が足りないからかもしれません。
「モチベーションが維持できない」という場合は、やる気が長続きしないのかもしれません。
このように「モチベーション」という言葉には、「動機」や「動機付け」「意欲」や「やる気」という意味があるのを知っておきましょう。
「モチベーション」の類語や言い換え・似た言葉
次に「モチベーション」の類語や、言い換えられるような似た言葉を紹介します。
「モチベーション」と使い分けらえるような、似た意味の言葉ばかりです。
- 「やる気」【やるき】
- 「動機」【どうき】
- 「目標」【もくひょう】
「やる気」【やるき】
「やる気」は「モチベーション」と重なる部分が多い言葉です。
「やる気」には「何かをしようとする気持ち」という意味があります。
学校に通う事も、仕事をする事も、「やる気」がなければ難しいですし、「やる気」次第で達成できる内容も違ってきます。
これから新しい事を始める人は、「やる気」と「モチベーション」が大切になります。
「動機」【どうき】
「動機」も「モチベーション」と言い換えができる、似た意味の言葉です。
「動機」には、「何かをするための理由や原因」という意味があります。
現在している事には、必ず何かしらの理由があるはずです。
全然、やる気がわかない中で仕事をしている人も、「最低限の収入を確保したい」「会社員という肩書を維持したい」などの働く理由や原因があるはずです。
何かを始める時には、「なぜ始めるのか」という「動機」をはっきりさせておくと、長続きするかもしれません。
「目標」【もくひょう】
「モチベーション」と、一緒に登場する事が多い言葉に「目標」があります。
「目標」には、「これから進む方向の先にある目印」という意味があります。
「モチベーション」を維持するために「目標」を作ると、「目標を達成したい」という新しい「モチベーションが生まれます。
このように「モチベーション」との相性がいい言葉が「目標」です。
「モチベーション」の言葉の使い方
「モチベーション」という言葉は、ビジネスシーンや日常生活など様々な場面で使います。
もっとも多く使う場面は「モチベーションが上がらない」という悩みを抱えている時です。
バイトをやめたい、仕事をやめたい、学校に行きたくない時に問題になるのが、「モチベーションの低さ」です。
このような悩みを他の人に伝える時に、「モチベーション」という言葉を使いますし、周囲の人が励ましの言葉を掛ける時も、「モチベーション」という言葉を使います。
また、新しい何かを始める時も、「モチベーション」という言葉は登場します。
「何がモチベーションか」によって、新規に始める事が長続きするかどうか、成功するかどうかがおおよそ分かるためです。
このように、「モチベーション」は悩んでいる時、新しい事を始める時に多く使います。
「モチベーション」を使った例文
「モチベーション」を使った例文を見て行きましょう。
様々な場面で「モチベーション」を使った例文を見る事で、「モチベーション」という言葉の意味や使い方が理解できるかもしれません。
- 例文1
- 例文2
例文1
日常生活における「モチベーション」を使った例文を見て行きましょう。
「掃除する『モチベーション』が湧かないから、私の部屋はゴミ屋敷のようだ」、「バイトに行く『モチベーション』が出ないけど、店長が怖いから行くしかない」、「寒いから外に出たくないが、痩せてカッコいい姿になる事がランニングを続ける『モチベーション』になっている」などです。
「やる気」や「動機」について考える時、すぐに「モチベーション」という言葉が頭に浮かぶのではないでしょうか。
例文2
続いてビジネスシーンにおける「モチベーション」を使った例文を見て行きましょう。
「もっと仕事に対する『モチベーション』を高くしないと、納期までに終わらないぞ」、「お前のこのプロジェクトに対する『モチベーション』はこんなものか、違うだろ」、「仕事への『モチベーション』は、子供が大きくなるまでご飯を食べさせる事だ」などです。
毎朝「会社に行きたくない」と思う人も、「モチベーション」さえあれば仕事を続ける事ができるはずです。
また「彼女に結婚してもらう事を『モチベーション』にして、嫌な仕事を頑張る」、「付き合っている彼氏の励ましの声が、私の仕事への『モチベーション』の全てだ」など、恋愛を「モチベーション」にして仕事をする人もいるでしょう。
「モチベーション」を上げるコツ
最後に「モチベーション」を上げるコツを紹介します。
仕事や学校に行くための「モチベーション」が足りない人は、参考にしてください。
- 「目標を決める」
- 「目標を小さく区切る」
- 「自分へのご褒美を用意する」
「目標を決める」
「目標」がないと、なかなか「モチベーション」が上がらないかもしれません。
何かをする時は、その後どうなっていきたいかという目標を決める事から始めましょう。
まずは夢のような大きな目標を掲げます。
例えば「世界一のパン職人になる」という目標があれば、外国語を習得する事、バイトをする事、貯金をする事などに対する「モチベーション」が高くなるでしょう。
「素敵な女性と結婚する」という目標があれば、一流企業に就職するための就活や、受験勉強に対する「モチベーション」が高くなるはずです。
「目標を小さく区切る」
目標が大きすぎたり、遠すぎる場合は、目標を小さく区切るようにします。
例えば「億万長者になる」という目標がある人は、「投資で大儲けする」「投資のための資産1億円を貯める」「会社で出世する」「給料の良い会社に入社する」「有名大学に進学する」など、目標を区切る事ができます。
すると「まずは有名大学に進学するために、勉強をしよう」と目の前の課題に対する「モチベーション」が高くなります。
「自分へのご褒美を用意する」
目標を達成した時に、自分へのご褒美を用意しましょう。
例えば「素敵な女性と結婚する」という目標は、それ自体が達成時のご褒美になるかもしれません。
本当に嬉しいと思えるご褒美を用意すれば、嫌なバイトや仕事に対するモチベーションも高くなるはずです。
「モチベーション」は、何をするにも大切な要素になります。
人生を豊かに輝かせるために「モチベーション」を高くするよう工夫しましょう。