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「予断」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!

日本語には色々な言葉がありますが、昔から伝わってきた言葉が現代社会のコミュニケーションの中でも、ごく普通に使われることが少なくありません。

しかし、仕事上てはよく使っていても、一般的な普通の生活の中では使うことが少ない言葉もあったりします。

よくテレビの医療ドラマや政治テーマにした番組で、「予断を許さない」という言葉を聞くことかがあります。

意味としては、恐らく「油断できない」と言っているような感じがするのですが、正確にはどのような意味を持っているのでしょうか?

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「予断」の意味とは?類語、使い方や例文を紹介!>


目次

  • 「予断」の意味とは?
  • 「予断」の類語や言い換え・似た言葉
  • 「予断」の言葉の使い方
  • 「予断」を使った例文
  • 「予断」の対義語
  • 「予断」を使った言葉と意味


「予断」の意味とは?

「予断」という言葉には、「なりゆきや結果を前もって判断すること」「予測」という意味があります 「予断を許さない情勢」というような表現をよく耳にすることがあるかと思いますが、要は「前もって判断を下すこと」ということを指しています。

「予断」を構成している漢字の「予」は、「あらかじめ」「前もって」という意味があります。

また、「断」には、「定める(さだめる)」「決める(きめる)」という意味を持っています。

このことから、「前もってはんだんすゆる」という解釈ができるわけです。

  • 「予断」の読み方

「予断」の読み方

「予断」は、「よだん」と読みます。



「予断」の類語や言い換え・似た言葉

では、「予断」に近い意味を持つ類義語としては、どのような言葉があるのでしょうか?

  • 「予見」
  • 「予想」
  • 「見通し」
  • 「目算」
  • 「予期」

「予見」

まず類義語として挙げられる1つ目の言葉は、「予見」です。

「予見」とは、「まだ起こらないうちに、先を見通して知ること」という意味があり、「事故の発生を予見する」と言った場合に使われる言葉です。

「予想」

次の類義語としては、「予想」があります。

「将来どうなるか、前もって見当をつけること」「その見当をつけた内容」ことで、色々な場面で広い範囲に用いられています。

「競馬の予想外外れた」「来年の経済動向を予想する、」 このような時に使われている言葉ですが、普段の生活の中でも、使われる頻度が高い言葉でしょう。

「見通し」

「見通し」「予断」の類義語として使うことができる言葉です。

意味は、「遠くまで一目に見ること」という意味もありますが、「予断」の類義語としては、「内面などをすっかり見抜くこと」という解釈になります。

「目算」

「目算」もあります。

この言葉には、「細かい計算はせずに、大づかみに見当をつけること」「目分量」「予期した計画」「もくろみ」という意味があります。

「目算が外れてしまった」

「僕の目算だと、彼の体重は85kgくらいだろう」

このような使い方になるでしょう。

「予期」

「予期」「予断」に近い類義語として挙げられます。

「前もって推測、期待、覚悟すること」という意味になります。

「予断」の言葉の使い方

「予断」を使う場合、「予測や反対が難しい」という意味で、「予断を許さない」という言葉の組み合わせで使われることが多いでしょう。

それは、次項の例文で理解することができます。



「予断」を使った例文

では、「予断」を使った例文を見ていくことにしましょう。

  • 「予断」の例文1
  • 「予断」の例文2
  • 「予断」の例文3

「予断」の例文1

「同業他社である他の2社も創業時から、経営母体が変わるなどして、予断を許さない状況なのです」

この頃は、業界によっては、「業界再編」という言葉が使われる程、吸収合併が行われています。

それでも、決して明るい展望が描けない不安が残っていることから、「予断を許さない」という表現が使われています。

「予断」の例文2

「事件から数週間経た時点でも、警察はまだ毒物反応や、銃の残留物の検査の結果を待っている。事件の可能性については、未だ予断を許さない状況なのだ」

刑事ドラマで出てくる下りの一節のようですが、まさにこのような場面で、「予断を許さない」が使われています。

「予断」の例文3

「昏睡状態にあった彼は、かなり危険な状態で予断を許さない状況だったが、翌日には、良くなる兆候を見せ始めたのです」

医療関係でも、「予断を許さない」という言葉が使われる機会がとても多いですね。

「予断」の対義語

「予断」の対義語としては、次のような言葉になるでしょう。

  • 「未知数」
  • 「判断が難しい」

「未知数」

「未知数」とは、「将来どうなるか予測ができず、分からないこと」という意味があります。

「彼はまだデビューしたばかりで、その能力は未知数だ」

「かなりのスキルを持っているとや予想される選手ではあるが、キャリアが浅いために、実力は未知数なのです」

このようなケースで使われることがあります。

「判断が難しい」

「判断が難しい」という言葉も「予断」の対義語として挙げられるでしょう。

その名の通り、「判断することが難しい」という意味になります。

ただ、「判断できない」ということではありません。

色々な判断材料や情報を照らし合わせながらも、何とか判断することが不可能ではないニュアンスが、「判断が難しい」にはあるような気がします。

「予断」を使った言葉と意味

では、予断を使う言葉を見ていきます。

  • 「予断を許さない」
  • 「予断を持たない」

「予断を許さない」

「予断を許さない」という表現は、前述の例文でも頻繁に出てきている言葉です。

「予断を許さない」という表現では、「予断」「許さない」の組み合わせですが、「許さない」は、「許す」+「ない」と否定形の言葉です。

「許す」には「差支えないと認める」という意味があるので、「許さない」「差支えがある」という意味として解釈することができます。

このことから、「予断」+「許す」+「ない」は、「予測できない」という意味になると考えられるのです。

「予断を許さない」という表現が、「予断」の中では、最も使われている表現であはあるものの、日常生活やビジネスの場面でも、口語体として活用されることはあまりないのではないかと思われます。

前述の通り、テレビ番組やニュース報道で使われることが多いでしょう。

中には、ビジネスレポートや社内報でも、自社の経営見通しが厳しい時に、「予断を許さない」を使うことがあります。

「予断を持たない」

「予断を持たない」という表現もあります。

「予断」には「前もって判断する」という意味合いがありました。

このこから考えると、「予断を持たない」という表現には、「前もって判断しない」「予測しない」という意味があります。

さらに、この言葉の表現の解釈を深く見ていくと、「予断を持たない」からは、「先入観を持たない」というようなニュアンスも感じ取ることができるでしょう。

「予断を持たない」「予測をしない」から「先入観を持たない」と意味が転じることで、「客観的な判断をする」というような理解ができるかもしれません。

「予断を持たない人」「予断を許さない部長」となると、「冷静な判断をする人」「できる人」という使い方もできると思われます。

icon まとめ

「予断」という言葉は、ドラマなどで出てくる言葉のイメージを持つ人もかなりいるのではないでしょうか? そのために「予断」を耳にしたことや目にしたことがある人は結構多いものの、自分自身が実際に使うことは、あまりないのかもしれません。

そのために、言葉の意味を詳しく理解することがとても大切なことを、改めて認識することでしょう。

日本語には数多くの種類の言葉があるだけに、言葉の意味や解釈が難しく、誤った使い方になってしまうことが少なくありません。

最近は、文法的におかしいと思われる表現が氾濫しているからこそ、正しい意味の理解の下にコミュニケーションの中に取り込みたいものです。


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