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「大団円」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!

ドラマや小説などを読む方が目にする、「大団円」という言葉の意味と読み方を紹介します。

さらに「大団円」の類語や「大団円」を使った例文を紹介して行きます。

大団円

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「大団円」の意味とは?類語、使い方や例文、反対語を紹介!>


目次

  • 「大団円」の意味とは?
  • 「大団円」の類語や言い換え
  • 「大団円」を使った例文
  • 「大団円」の反対語
  • 「大団円」と「大円団」の違い


「大団円」の意味とは?

「大団円」の意味とは?

「大団円」という言葉があります。

特に目にする機会が多いのが、小説やドラマに関する紹介記事や解説などを読む時かもしれません。

それでは「大団円」の意味や読み方をチェックしていきましょう。

  • 「大団円」の読み方
  • 「大団円」の意味とは
  • ミステリー小説の「大団円」

「大団円」の読み方

「大団円」「だいだんえん」と読みます。

特に難しい漢字は含まれていないのですが、あまり目にした事がない言葉の場合、読み間違えて覚えてしまう事がありますので注意しましょう。

また「団円」とは、丸くて欠けている部分がない形の事をいいます。

例えば「団円なお月様」といえば、満月の事で、真ん丸な様子を意味する言葉になります。

「大団円」の意味とは

「大団円」は、「団円」の真ん丸で欠ける事がない様子から、「最終的に丸く収まる」という意味があります。

「大団円」は、小説やドラマなどで使われる事が多く、すべて問題が解決したという意味で、「最終局面」を表す言葉として使われます。

物語には「起承転結」「序破急」などと呼ばれるように、徐々に話が進み、驚くような出来事が起こり、最後は行きつく先に収まるように作られています。

つまり物語はすべて「大団円」に向かって作られていて、「大団円」では張られていた伏線がすべて回収されて、登場人物たちが収まるところに収まる事になります。

「大団円」を迎えると、物語の足りない部分がすべてなくなり、丸く収まります。

ミステリー小説の「大団円」

例えばミステリー小説ならば、物語がスタートして、徐々に物語が加速し、クライマックスに突入して行きます。

殺人事件を扱うミステリー小説なら、主人公がピンチに陥るシーン、謎解きが進行するシーンが続き、最終的に殺人事件の犯人が特定されます。

そして登場人物はそれぞれの結末を迎えます。

「大団円」は犯人の特定、主人公がそれぞれの結末を迎える最後のシーンを意味する言葉で使われます。

また「大団円」という言葉を使う時に、すべての事件や登場人物が丸く収まった後のエピローグ的な部分を指す事もあります。



「大団円」の類語や言い換え

「大団円」の類語や言い換え

次に「大団円」に似た言葉や言い換えられる言葉、類語などをチェックしてみましょう。

ドラマや小説、音楽などの構成で、最も大切な部分に「大団円」と似た意味の言葉が使われています。

  • 「ハッピーエンド」【はっぴーえんど】
  • 「幕切れ」【まくぎれ】
  • 「フィナーレ」【ふぃなーれ】
  • 「有終の美を飾る」【ゆうしゅうのびをかざる】

「ハッピーエンド」【はっぴーえんど】

「幸せな結末を迎える」事を「ハッピーエンド」と呼びます。

例えば小説で、物語の序盤で不幸を味わった主人公が最終的に「大団円」を迎えて幸せになるかもしれません。

このような終わり方を「ハッピーエンド」と呼びます。

「大団円」は登場人物がハッピーになるとは限りませんが、「ハッピーエンド」の場合は、幸せな結末限定の終わり方となります。

一般的に登場人物が幸せになって終わる「ハッピーエンド」を好む人は多いです。

長い物語ほど主人公やその他の登場人物への感情移入が増えて、「幸せになって欲しいと」願うものだからです。

主人公を自分に重ね合わせるタイプの人も、「ハッピーエンド」の方が結末を受け入れやすいでしょう。

「幕切れ」【まくぎれ】

「幕切れ」という言葉も、「大団円」に似た意味がある言葉です。

演劇では、一つの大きなシーンごとに幕が下がります。

幕が上がってから、幕が下がるまでを「一幕」と呼び、一幕の終わりを「幕切れ」と呼びます。

ここから転じて、物語が終わる事を「幕切れ」と呼ぶようになりました。

ちなみに長い演劇の場合は、一幕で物語が終わらず、休憩をはさんで二幕以上続く事もあります。

この場合は「幕切れ」が物語のフィニッシュとはいえませんが、一般的には物語の終わりを「幕切れ」と呼びます。

「フィナーレ」【ふぃなーれ】

クラッシック音楽のような数十分に渡るような音楽の場合、音楽がいくつかの「楽章」で構成されています。

そして最後の楽章の事を「フィナーレ」と呼びます。

最も盛り上がる、クラッシック音楽の醍醐味のような場面です。

音楽における「フィナーレ」から転じて、最後に盛り上がりを見せて終幕を迎える事を「フィナーレ」と呼ぶようになりました。

パーティの最後に登場する演目は「フィナーレ」と呼ばれる事がありますし、テーマパークの最後に打ちあがる花火を「フィナーレ」と呼ぶ事もあります。

「人生のフィナーレ」などと、自分の人生の終わりを、音楽の最終楽章に例える人もいます。

「有終の美を飾る」【ゆうしゅうのびをかざる】

「有終」は終わる事、最後まで全うする事の意味があります。

「有終の美を飾る」という言葉を使う時は、物事を最後まで全うして、美しいエンディングを迎える事をいいます。

物語や物事が終わりを迎えるという意味で、「大団円」に似ています。

「有終の美を飾る」という言葉を使う時は、最初から最後まで美しい様子でなくても構いません。

とにかく最後までやり切って、最終的に「良かった」と思えれば、それは「有終の美」となります。

例えばプロ野球のペナントレースで最下位に終わったチームが、最後の試合で良い試合をしてシーズンを終えれば「有終の美を飾った」と言われます。

「大団円」を使った例文

「大団円」を使った例文

「大団円」を使った例文を見て行きましょう。

「大団円」「大団円を迎える」という使う事が多いです。

「終わりを迎える」という意味ですが、少しだけ「ハッピーエンド」の意味が含まれている事が多いです。

何かを最後までやり通す事はとても難しいため、最後までやり切って「大団円を迎える」だけでも、ハッピーといえそうです。

例えば、喧嘩ばかりしていたカップルが結婚をする事を決めた時に、「いつか別れるかと思っていたけど、無事に結婚が決まって、『大団円を迎えたね』」などと言います。

またあるプロジェクトが終わった時に、「途中でプロジェクトが中止になるかもしれないと思ったけど、何とか『大団円を迎える事ができた』」などと言います。

何かに一区切りがついた時、それなりにまとまった成果が出た時は、「大団円を迎える」という言葉が似合います。



「大団円」の反対語

「大団円」の反対語

「大団円」の反対語として、「バッドエンド」があります。

「大団円」には物語の終わりの意味だけでなく、「ハッピーエンド」を意味する事がおおいためです。

「バッドエンド」は、物語の結末が最悪な場合に使います。

「大団円」と呼ばれる時のように、全ての登場人物が行き着くところに行かないまま、中途半端に終わる時も「バッドエンド」と呼ばれます。

しかし「バッドエンド」と言われる結末は、多くの場合「後味が悪い」時に使います。

小説なら「読後感が悪い」エンディングとなります。

嫌がられる事が多い「バッドエンド」ですが、「バッドエンド」が好きな人もいますので、人それぞれの好みといえるでしょう。

「大団円」と「大円団」の違い

「大団円」と「大円団」の違い

「大団円」の事を「大円団」と呼ぶ人がいますが、実はこれは単なる思い違いです。

「大円団」という言葉はなく、「大団円」が正解です。

思い違いをしていた人は、これを機会に正解は「大団円」だと覚えましょう。

icon まとめ

「大団円」はドラマや小説、舞台作品などの結末部分を表現した言葉です。

「ハッピーエンド」の意味を含む事が多いので、「バッドエンド」以外の作品に使った方が、意味が通じやすいでしょう。

大きな仕事や、人間関係などが良い結末を迎えた時に「大団円」という言葉を使って表現しましょう。


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