「猛者」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
この「猛者」は、それだけの人(もしくは団体)だという表現になります。
目次
- 「猛者」の意味とは?
- 「猛者」の表現の使い方
- 「猛者」を使った例文と意味を解釈
- 「猛者」の類語と解釈
「猛者」の意味とは?
「猛者」は、かなりの腕前だと知られており、活躍しているという意味で使う言葉です。
技術的に優れていることにも用いることもでき、スポーツなどの勝負の世界でよく見聞きしますが、ビジネスでもしばしば使われています。
例えば、「あの会社はこの分野にかけてはかなりの猛者だ」のような使い方ができ、その分野でかなり技術的に優れている、広いシェアをもっていると解釈できます。
- 「猛者」の読み方
「猛者」の読み方
「猛者」は、「もさ」と読む言葉です。
「もうじゃ」と読んでしまう間違いがまま見られますが、そちらの読みだと「亡者」としかならず、仏教で死後に成仏できずに現世を彷徨っている人間のこととなってしまうので注意してください。
「猛者」の表現の使い方
「猛者」の表現の使い方を紹介します。
この言葉は、その分野ではかなりの実力者だという解釈で使います。
先のように腕前や技術、それまでの活躍などから、そう呼ぶに値する対象に用いる言葉となっています。
ですが、この言葉を使った人の印象によるところが大きい表現なので、実際にはそこまでではないという場合もあるかも知れません。
その実力がかなりの度合いでないと使わない言葉なので、この点には注意してください。
「猛者」を使った例文と意味を解釈
「猛者」を使った例文と、その意味の解釈になります。
色々な使い方を紹介していきます。
- 「猛者」を使った例文1
- 「猛者」を使った例文2
「猛者」を使った例文1
「このリーグの中では、あのチームが一番の猛者だろう」
リーグの中でそのチームが一番強いだろうと言っています。
かなりのものだという表現になりますが、誰も敵わないというニュアンスまではいかないので、このように表現されたとしても「絶対的な存在」というほどではありません。
「猛者」を使った例文2
「この業界では猛者と言われる存在が3社もある」
その3社が業家内では有名で強力な存在だと言っている使い方です。
「猛者」は何もグループやカテゴリー内で1つだけという訳ではなく、いくつかがそう呼べる対象だということも多いです。
「猛者」の類語と解釈
「猛者」と似た意味で使える言葉になります。
- 「強者」【きょうしゃ】
- 「つわもの」
「強者」【きょうしゃ】
「猛者」とほとんど同じ意味で使うことができる言葉です。
読み方で「きょうじゃ」としてしまう間違いが多いので、そちらに注意して使ってください。
「つわもの」
漢字表記では「兵」となりますが、そちらだと分かりにくい為、平仮名のまま使われることが多いです。
こちらも「猛者」や「強者」と同じく、それだけの存在だと表現できる言葉となっています。
尚、上の「強者」と書いてこの「つわもの」と読むことがあり、これらの言葉は一緒の意味だと解釈して構いません。
「猛者」は、その分野やカテゴリーにおいて、かなりの存在だということが分かる表現になります。
しかし、あくまでそのように使った人の感覚によるところも大きい言葉だという点も合わせて覚えておいてください。