「猛者揃い」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
小説や物語などで「猛者揃い」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「猛者揃い」の意味
- 「猛者揃い」の表現の使い方
- 「猛者揃い」を使った例文と意味を解釈
- 「猛者揃い」の類語や類義語
「猛者揃い」の意味
「猛者揃い」の意味は以下の2つです。
1つ目は「体力的に優れた人が集まっていること」という意味で、体育会系などで運動能力が優れていたり、筋力がある人達の集団のことを言います。
2つ目は、「ある分野において優れた能力があり、精力的に活動する人達が集まっていること」という意味で、優秀な人達が選ばれてチームとなっている状態を言います。
- 「猛者揃い」の読み方
- 「猛者揃い」を分解してい解釈
「猛者揃い」の読み方
「猛者揃い」の読み方は、「もさぞろい」「もうさぞろい」になります。
「猛者」を「もうじゃ」と読み間違わない様にしましょう。
「猛者揃い」を分解してい解釈
「猛者揃い」は「猛者+揃い」で成り立っています。
平安時代の終わり頃から使われていました。
意味は「勇敢な人」「威厳や徳のある人」「有能な人」「富裕層の人」という、男性をほめる言葉であり、「男の中の男」として使われているうちに「荒っぽい人」という意味でも使われる様になったのです。
「揃い」は単独では「そろい」と読み、動詞「揃う」の名詞形です。
意味は「欠けた所がない」「洋服の色柄などが同じである」の他に、動詞に付いて「全体がそればかりである」「皆~である」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「皆勇敢で荒っぽい人ばかである」「皆有能な人ばかりである」という意味で使われています。
「猛者揃い」の表現の使い方
「猛者揃い」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 男性に対して使われる
文法的な使い方
「猛者揃い」は名詞で、文末に使う時には動詞を伴って「猛者揃いだ・である」になります。
副詞として使う時には「猛者揃いで」になります。
男性に対して使われる
「猛者揃い」は、武勇のある人や能力が高い人、或いはちらも兼ね備えた男性に対して使われます。
女性に対しては使われません。
「猛者揃い」を使った例文と意味を解釈
「猛者揃い」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「猛者揃い」を使った例文1
- 「猛者揃い」を使った例文2
「猛者揃い」を使った例文1
「決勝戦の相手は猛者揃いのチームだ」
スポーツの決勝戦で、相手チームのメンバーが全員非常に能力があり強いことを表しています。
「猛者揃い」を使った例文2
「猛者揃いの営業マンばかりで競争が激しい会社だ」
非常に優秀で勢いのある営業マンが集まっていて、常に競争を強いられている様子を表しています。
「猛者揃い」の類語や類義語
「猛者揃い」の類語や類義語を紹介します。
- 「強者揃い」【つわものぞろい】
- 「精鋭揃い」【せいえいぞろい】
「強者揃い」【つわものぞろい】
「非常に強い兵士や勇士が集まっていること」「ある分野で非常に優れている人が集まっていること」という意味です。
「精鋭揃い」【せいえいぞろい】
「選り抜きの優れた人達ばかり集まっていること」という意味です。
「猛者揃い」は「体力的に優れた男性が集まっていること」「ある分野において優れた能力があり、精力的に活動する男性が集まっていること」という意味があります。
知力・武力に優れた男性の集団に対して使いましょう。