「お心遣い痛み入ります」とは!意味や使い方!言い換えと解釈
「お心遣い痛み入ります」という表現は「ご親切に車で送ってくださり、お心遣い痛み入ります」などの文章で使われますが、「お心遣い痛み入ります」にはどのような意味があるのでしょうか?
「お心遣い痛み入ります」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「お心遣い痛み入ります」の意味
- 「お心遣い痛み入ります」の表現の使い方
- 「お心遣い痛み入ります」を使った例文と意味を解釈
- 「お心遣い痛み入ります」の類語・類義語
「お心遣い痛み入ります」の意味
「お心遣い痛み入ります」という表現は、「相手が自分にしてくれた親切な行為・気配り・好意的な対応などに対して恐縮すること(恐れ入ること)」を意味しています。
「痛み入る」とは、「心が痛むほどに深く感じていること、感謝(恐縮)していること」を意味する言葉です。
「お心遣い痛み入ります」の表現は、「相手から好意的に手助けしてもらったり親切に便宜を図ってもらったりした時に、感謝・お礼の気持ちを伝える丁寧な言葉」としての意味合いを持っているのです。
「お心遣い痛み入ります」の表現の使い方
「お心遣い痛み入ります」の表現の使い方を紹介します。
「お心遣い痛み入ります」の表現の使い方は、日常生活のやり取りではなく、かしこまった場面で使うことが多くなります。
上司・取引先の相手など「(自分に便宜を図るなどして親切に手助けしてくれた)目上の人」に対して使う丁寧な表現になっています。
「ここまで良くしていただいて、ありがたくて申し訳ない(ありがたくて恐縮してしまう)」という感謝・お礼の気持ちを、目上の相手に伝えたい時に使うという使い方になります。
「お心遣い痛み入ります」を使った例文と意味を解釈
「お心遣い痛み入ります」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「お心遣い痛み入ります」を使った例文1
- 「お心遣い痛み入ります」を使った例文2
「お心遣い痛み入ります」を使った例文1
「先日は弊社の申し出に応じて下さり、お心遣い痛み入ります」
この「お心遣い痛み入ります」を使った例文は、「自分の会社の提案に応じてくれた取引先に対して、恐れ入って感謝していること」を意味しています。
「お心遣い痛み入ります」を使った例文2
「わざわざ妻への出産祝いを送って下さり、お心遣い痛み入ります」
この「お心遣い痛み入ります」を使った例文は、「妻に出産祝いを届けてくれた上司・目上の人に対して、心が痛むほどにありがたく感じていること」を意味しているのです。
「お心遣い痛み入ります」の類語・類義語
「お心遣い痛み入ります」の類語・類義語を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「感謝しております」【かんしゃしております】
- 「恐縮です」【きょうしゅくです】
「感謝しております」【かんしゃしております】
「お心遣い痛み入ります」という表現は、「自分を助けてくれたり便宜を図ってくれたりした相手に対して、非常にありがたく思って感謝していること」を意味しています。
その意味合いから、「お心遣い痛み入ります」と近い類似の意味を持っている類語として、「感謝しております」という表現を指摘できます。
「恐縮です」【きょうしゅくです】
「お心遣い痛み入ります」という言葉は、「相手にここまで良くしてもらって恐れ入ること、恐縮すること」を意味しています。
「恐縮」とは、「相手から好意・援助などを受けて、申し訳なく感じて恐れ入ること」を意味している言葉です。
この意味から、「恐縮です」という表現を、「相手の親切・好意に対して恐れ入る」を示す「お心遣い痛み入ります」の類義語として考えることができます。
この記事で解説した「お心遣い痛み入ります」の表現には、「相手が自分にしてくれた親切な行為・気配り・便宜などに対して恐縮すること、ありがたく思うこと」などの意味があります。
「お心遣い痛み入ります」の類語・類義語として、「感謝しております」「恐縮です」などがあります。
「お心遣い痛み入ります」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。