「神妙な面持ち」とは!意味や使い方!類語や例文も解釈
「神妙な面持ち」とは、どのような意味がある言葉なのでしょうか。
ここでは、意味、使い方、例文などを詳しく説明していきます。
では一緒に見ていきましょう。
目次
- 「神妙な面持ち」の意味
- 「神妙な面持ち」の表現の使い方
- 「神妙な面持ち」を使った例文と意味を解釈
- 「神妙な面持ち」の類語
「神妙な面持ち」の意味
「神妙な面持ち」とは、普段とは違い、大人しい表情、どこか緊張感を漂わせた表情のことを言います。
- 「神妙な面持ち」の読み方
「神妙な面持ち」の読み方
「神妙な面持ち」は「しんみょうなおももち」と読みます。
「神妙な面持ち」の表現の使い方
「神妙な面持ち」の表現の使い方を紹介します。
「神妙な面持ち」の「神妙」とは、普段とは違う、素直で大人しいことといった意味があります。
「神妙にしている」などと言いますのはいつもとは違って大人しくしているといった意味なのです。
そして「面持ち」とは心の中にある感情、心理が顔に出ていることで、不平、不満、心配、得意など色々な感情が顔に出ていることを言います。
「緊張の面持ち」「得意気な面持ち」などと使います。
つまり「神妙な面持ち」とは普段と違って素直で大人しい、そのような顔つきであることを言うのです。
リラックスしていない緊張感がある表情とも言えるでしょうか。
「神妙な面持ちで話し始めた」「さすがに今日は神妙な面持ちだが、本心からとは思えない」「いくらお調子者の彼だって、面接前は神妙な面持ちになるだろう」などと使います。
「神妙な面持ち」を使った例文と意味を解釈
それでは「神妙な面持ち」を使った例文とその意味を見ていきましょう。
- 「神妙な面持ち」を使った例文1
- 「神妙な面持ち」を使った例文2
「神妙な面持ち」を使った例文1
「最初こそ、神妙な面持ちだったが、酒が入ると本性を出し始めた」
「神妙な面持ち」とは普段とは違い、大人しく素直である、そのような表情のことを言います。
例文の場合は、最初は大人しく素直だったが、お酒を飲むと本性を出し始めたとありますので、いつも通りの態度に戻ったということなのでしょう。
「神妙な面持ち」を使った例文2
「彼女は昨日、神妙な面持ちで謝罪をしていたが、あれは演技だったと言うのか」
「神妙な面持ち」とは、大人しく素直な様子が顔に表れていることを言います。
例文は、大人しく素直に謝っていたが、それは本心からではなかったのかと言っているわけです。
「神妙な面持ち」の類語
「神妙な面持ち」の類語を紹介します。
- 「謙虚な態度」【けんきょなたいど】
- 「しおらしい表情」【しおらしいひょうじょう】
「謙虚な態度」【けんきょなたいど】
「謙虚な態度」とは控えめ、素直な様子で人に接することを言います。
自分の能力、地位などをひけらかさないことでもあります。
「彼は今日はやけに謙虚な態度だったが何があったのだろう」「君はまだ入ったばかりなのだから、謙虚な態度でいる方がいい」などと使います。
「しおらしい表情」【しおらしいひょうじょう】
「しおらしい表情」とは、控えめ、遠慮深い、殊勝な様子が顔に出ていることを言います。
「昨日は、あんな、しおらしい表情をしていたが俺の事を裏切っていたのか」「しおらしい表情で座っている彼女がやけに気になった」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「神妙な面持ち」という言葉の意味や使い方をお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解した上で使いこなしてみてください。