「見当違いな意見」の意味とは!例文など詳しく解釈
この「見当違いな意見」は、そうだと分かっていない場合が一番タチが悪いと言えるでしょう。
目次
- 「見当違いな意見」の意味とは?
- 「見当違いな意見」の表現の使い方
- 「見当違いな意見」を使った例文と意味を解釈
- 「見当違いな」の言葉の使い方と解説
「見当違いな意見」の意味とは?
「見当違いな意見」とは、その時のテーマや内容に全く沿っていない意見のことです。
少しズレているという程度ではなく、どうしたらそんな意見が出てくるのかというレベルの話だと考えてください。
例えば、どうやったら赤字が解消できるのかというテーマの話し合いにおいて、まずは社用車を買い換えるべきだといったような意見がそれに当たります。
それによって、巡り巡って赤字の解消に繋がるようなことがあるのかも知れませんが、どう考えてもその場のテーマに沿っているとは言えず、「見当違い」だとしか表現できません。
- 「見当違いな意見」の読み方
「見当違いな意見」の読み方
「見当違いな意見」の読み方は、「けんとうちがいのいけん」になります。
この「見当違い」という表現は、「お門違い」という言葉とよく似ています。
こちらは入る門を間違ってしまうほどの違いだという解釈になる言葉で、完全に同じ意味ではないものの、代わりにこちらが使われることも多いです。
「見当違いな意見」の表現の使い方
「見当違い」の表現の使い方を紹介します。
何故そのような意見が出てしまうのかと言えば、テーマや内容を勘違いしている場合もあれば、それらがよく分かっていない為に出てしまったということもあり、理由についてはまちまちとしか言えません。
ですが、その中でも冒頭に書いたような、本人としてはきちんとした意見だと思って発している場際が一番タチが悪く、それこそ会話が全く噛み合っていないとしか表現のしようがありません。
そのような相手に「それは見当違いな意見だ」と言ったところで、何が違っているのか分かってもらえないことがほとんどです。
「見当違いな意見」を使った例文と意味を解釈
「見当違いな意見」を使った例文と、その意味の解釈です。
先のように、それだと気付かない相手にそうだと諭すのは至難の業だと言えるでしょう。
- 「見当違いな意見」を使った例文1
- 「見当違いな意見」を使った例文2
「見当違いな意見」を使った例文1
「見当違いな意見ばかりで、全く参考にならなかった」
何かに対して意見を集めたところ、役に立ちそうなものはほとんどなかったと言っています。
見当違いな意見ばかりでは、必然的にそのようになってしまうでしょう。
「見当違いな意見」を使った例文2
「どうしたらあそこまで見当違いな意見が出てくるのか理解に苦しむ」
その相手としては見当違いだとは思っていないような場合に、このようなことが起こります。
そんなことが度々の相手の場合には、毎回適当に流してしまうのが一番かも知れません。
「見当違いな」の言葉の使い方と解説
「見当違いな意見」のように、「見当違いな」と使った別の言葉の意味を解釈していきます。
- 「見当違いな返事」
- 「見当違いな質問」
「見当違いな返事」
質問に対して全くそれの回答とならない解が返ってきた時に、このような言葉が使われます。
「これはいくら?」と聞いている質問に対し、その産地はどこどこだといったような答えが返ってきたような場合がそれです。
「見当違いな質問」
こちらは、それは今話している内容と何の関係があるのかと問い正したくなる質問のことで、例として、交通系ICカードについての話で、何ポイント溜まると何がもらえるのかといったような質問があった時にはこれだと思ってしまうでしょう。
この場合には、恐らくポイントカードの類いと間違えています。
「見当違いな意見」は、それに悪気がないほど困ったことになるものです。
自らがそれをしていることと気付いてもらえないと、多くの場合で対処のしようがないからです。