「難色」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「難色」という表現は「交渉相手はこの不利な項目の多い契約条件に対して明らかな難色を示しました」などの文章で使われますが、「難色」の表現はどのような意味を持っているのでしょうか?
「難色」という表現の「意味・読み方・使い方・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「難色」の意味
- 「難色」の表現の使い方
- 「難色」を使った例文と意味を解釈
- 「難色」の類語や類義語
「難色」の意味
「難色」という表現は、「ある物事・提案・条件などに対して、それを受け入れることは難しいというような顔色(表情)」のことを意味しています。
「難色」というのは、「ある物事に対して同意(承知)することができないという顔色」や「相手に反対して非難(責任追及)するような顔つき」を意味している表現なのです。
- 「難色」の読み方
「難色」の読み方
「難色」の読み方は、「なんしょく」になります。
「難色」の表現の使い方
「難色」の表現の使い方を紹介します。
「難色」の表現の使い方は、「ある物事や条件に対して賛成(同意)することができない顔つき(顔色)」を指して使うという使い方になります。
「難色」という言葉は、一般的に「難色を示す」という慣用句として使われることが多くなっています。
「難色を示す」の意味は、「ある物事や提案などに対して賛成できないことを表現すること」になります。
例えば、「彼女はその長期の旅行計画に対して難色を示しました」といった文章で使えます。
「難色」を使った例文と意味を解釈
「難色」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「難色」を使った例文1
- 「難色」を使った例文2
「難色」を使った例文1
「登山経験の長い彼は、積雪期の日本アルプスに冬山に慣れていない新入生を連れて行くことに難色を示しました」
この「難色」を使った例文は、「積雪期の日本アルプスに冬山に慣れていない新入生を連れて行くことに、賛成(同意)できないことを示した」という意味を持つ文章で、「難色」の表現を使っています。
「難色」を使った例文2
「ビジネスライクな彼は、数字の達成が難しい事業計画を見せられると、難色を隠そうともしませんでした」
この「難色」を使った例文は、「難色」という表現を、「数字の達成が難しい事業計画を見せられると、非難するような顔つきを隠そうともしなかった」という意味合いで使用しています。
「難色」の類語や類義語
「難色」の類語や類義語を紹介します。
- 「不賛成」【ふさんせい】
- 「非難」【ひなん】
「不賛成」【ふさんせい】
「難色」という表現は、「ある物事・条件・提案などに対して、賛成(同意)することができないという顔色(表情)」を意味しています。
その意味合いから、「その物事に賛成できないこと」を示す「不賛成」の表現を、「難色」とほぼ同じような意味を持つ類語(シソーラス)として解釈することができます。
「非難」【ひなん】
「非難」という表現は、「相手の欠点・間違いなどを指摘して強く責めること」を意味しています。
「難色」の言葉には、「相手の行為・要求などを非難するような顔つきや顔色」という意味合いがあります。
これらの意味から、「難色」とよく似た意味を持つ類義語として、「非難」の表現を上げられます。
この記事で解説した「難色」の表現には、「ある物事・条件に対して、同意(賛成)することができないという顔色」などの意味があります。
「難色」の類語・類義語として、「不賛成」「非難」などがあります。
「難色」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。