不動産用語の「鬼畜物件」とは?意味!表現の使い方と類語も解説
「鬼畜物件」とは一体どの様な意味がああるのでしょうか。
使い方や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「鬼畜物件」の意味
- 「鬼畜物件」の表現の使い方
- 「鬼畜物件」を使った例文と意味を解釈
- 「鬼畜物件」と「ワケあり物件」の違い
「鬼畜物件」の意味
「鬼畜物件」の意味は、「とても人がまともに住めない様な物件のこと」です。
そこに住めば普通の生活が送れないと分っていて、不動産や大家が平気で入居者を募集している物件のことを言います。
特徴としてとにかく家賃が安くて若い人にはとても魅力的なのですが、いざ住んでみるとあり得ない欠点が見つかります。
代表的な例として、「駐車場がとても車が入らない仕様になっている」「設備が老朽化していてガスがいつ爆発してもおかしくない状態と言われる」「床から水が上がってくる」「冬になると天井と壁一面にカビが生える」などがあります。
- 「鬼畜物件」の読み方
- 「鬼畜」とは
「鬼畜物件」の読み方
「鬼畜物件」は「きちくぶっけん」と読みます。
「鬼畜」はアニメやゲームなどでも使われるので覚えておきましょう。
「鬼畜」とは
「鬼畜」とは「鬼と畜生」という意味で、転じて「人を人とも思わない様な非道な行為をする人間」という意味で使われています。
「鬼畜物件」の表現の使い方
「鬼畜物件」の表現の使い方を紹介します。
- 「酷い物件」として
- 「酷い大家・不動産スタッフ」として
「酷い物件」として
「鬼畜物件」はネット上で「酷い物件」として使われます。
これ以上ないという老朽化した物件など、値段に釣られて損をした時の表現です。
「酷い大家・不動産スタッフ」として
あり得ない様な非常識な物件を平気で紹介してくる大家や不動産スタッフと、その物件を含めて「鬼畜物件」と使います。
「鬼畜物件」を使った例文と意味を解釈
「鬼畜物件」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「鬼畜物件」を使った例文1
- 「鬼畜物件」を使った例文2
「鬼畜物件」を使った例文1
「鬼畜物件すぎてワロタ」
紹介された物件があまりにも酷かったので、断ったことを表しています。
「鬼畜物件」を使った例文2
「安さにつられたら鬼畜物件だった」
あまりの安さに即決したら、とても住めない物件だったことを表しています。
「鬼畜物件」と「ワケあり物件」の違い
「鬼畜物件」は、「人がとても住めない状態の物件」という意味です。
「ワケあり物件」は「自殺や事故などがあって人が亡くなっている物件」ですが、キレイにリフォームされていて、気にしなければ快適に住めるという違いがあります。
「鬼畜物件」は「とても人がまともに住めない様な物件のこと」です。
ありえない物件を紹介された時に使いましょう。