「寄稿者」の意味とは!使い方や「投稿者」との違いまで詳しく解釈
この「寄稿者」という表現は、新聞や雑誌、またウェブサイトでも目にすることがあります。
目次
- 「寄稿者」の意味とは?
- 「寄稿者」の表現の使い方
- 「寄稿者」を使った例文と解釈
- 「寄稿者」と「投稿者」の違い
「寄稿者」の意味とは?
「寄稿者」とは、要求された原稿を執筆した人という意味になります。
原稿というまとめた形で表現していますが、これは時事の記事や小説、更に漫画作品まで入る広い表現だと解釈してください。
何らかの形で依頼され、それに応じた原稿を執筆して渡した先(掲載、発表する側)が、その原稿の作者という意味で用いることが多く、その作者自ら自分がそれだと使うこともできます。
- 「寄稿者」の読み方
「寄稿者」の読み方
「寄稿者」読み方は、「きこうしゃ」になります。
「寄稿」だけでも言葉として成立しており、「頼まれた原稿を寄せる」という意味になります。
それを行った人として、この「寄稿者」という言葉になっていると考えてください。
「寄稿者」の表現の使い方
「寄稿者」の表現の使い方を紹介します。
自分がその「寄稿者だ」と使う場合、「寄稿したのは自分だ」としても意味は一緒です。
そのように寄稿した本人自らでも使える言葉ですが、どちらかと言えば、その原稿を受け取った側が使う表現です。
先のように、基本的には原稿の掲載側がその作者が誰かという意味で使うことになり、この表現によって、その原稿が依頼して執筆してもらったものだということが分かります。
特に依頼が絡まずに一方的に渡されたものや、一般に広く募集した際に送られてきた場合にはこの言葉は使いません。
「寄稿者」を使った例文と解釈
「寄稿者」を使った例文と、その意味の解釈になります。
掲載側や作者以外でも使うことができます。
- 「寄稿者」を使った例文1
- 「寄稿者」を使った例文2
「寄稿者」を使った例文1
「寄稿者の欄を見たら、この前と同じ人だ」
掲載された原稿を見た人が使っている例になります。
このように第三者が使うこともある言葉で、この場合は「作者」と言い換えても意味は一緒です。
「寄稿者」を使った例文2
「かなりの寄稿者を抱えている雑誌だと聞いた」
その雑誌からの依頼に対し、執筆する人がたくさん居るようだと言っています。
週刊、月刊といった形で定期的に発刊されている雑誌の多くはそのような寄稿者で成り立っているおり、その手の寄稿者は「ライター」と呼ばれています。
「寄稿者」と「投稿者」の違い
広い募集に対して送られてきた原稿にはこの言葉は使わないと説明しましたが、その場合に使うのがこの「投稿者」です。
「投稿」という表現は、原稿を送る(渡す)という意味になり、特に依頼された訳ではなく、広い募集への投稿や自発的に送った場合に使います。
掲載側がこの言葉を用いた場合、依頼して執筆してもらった原稿ではないという意味が込められていると考えていいでしょう。
「寄稿者」と「投稿者」は混同してしまうことも多い言葉ですが、依頼がある場合とない場合の違いだと覚えておいてください。
尚、一部のウェブサイトでは自らの(依頼のない)投稿にも使っている場合がありますが、本来の使い方ではありません。