「野暮」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「野暮」という言葉はどのような意味があり、使い方をするのかご存知でしょうか。
ここでは言葉の意味、使い方、例文などを詳しく解説しています。
では一緒に「野暮」という言葉の理解を深めていきましょう。
目次
- 「野暮」の意味
- 「野暮」の表現の使い方
- 「野暮」を使った例文と意味を解釈
- 「野暮」の類語や類義語
「野暮」の意味
「野暮」とは世の中の事情に詳しくなかったり、人の気持ちの動きなどがよくわからず、場に応じた振舞いができないことなどを言います。
また、洗練されておらず、あか抜けていないといった意味合いでも使います。
- 「野暮」の読み方
「野暮」の読み方
「野暮」の読み方は、「やぼ」になります。
「野暮」の表現の使い方
「野暮」を使った表現を紹介します。
「野暮」とは世の中の事情を知らなかったり、人との付き合いにおいて、相手の気持ちなどを理解しないで場違いな振舞いをしてしまうことを言います。
「そんな野暮なことを聞くな」「野暮なことを言う人だ」という風に使います。
若者風、今風に言い換えるならば「空気を読まない」といった言葉が意味合いとして近いかもしれません。
また「野暮」には洗練されていない、あか抜けていないという意味もあります。
「野暮ったい服装にメイク」「野暮な柄物で、今どき誰もそんなの着ない」などと使います。
簡単に言えば「ダサい」ということになります。
自分のことを自虐的に「野暮」と使うのはそう問題はないでしょう。
しかし人に対して使う時は、注意が必要になる言葉とも言えるでしょう。
相手を傷つける言い方になる可能性もあります。
「野暮」を使った例文と意味を解釈
「野暮」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「野暮」を使った例文1
- 「野暮」を使った例文2
「野暮」を使った例文1
「自分は、野暮なもので、こんな時女性に対してどういう風にすればいいかさっぱりわかりません」
女性に対しての、事情、心の機微などに疎いこと、そのような男性を「野暮」と表現します。
例文のように、女性への対応がわからない、戸惑うことを自分は「野暮」なのでと言い表しているのです。
「野暮」を使った例文2
「あの二人は裏でしっかり付き合っている、別れたかどうか聞くだけ野暮というものだ」
世の中のこと、人情のことなどに鈍感であることを「野暮」と言います。
例文のように、別れているのか、付き合っているのか、聞かなければわからないということや、自分なりに察することができないということを「野暮」と表現しているのです。
「野暮」の類語や類義語
「野暮」の類語や類義語を紹介します。
- 「気の利かない」【きのきかない】
- 「もっさり」
「気の利かない」【きのきかない】
「気の利かない」とは、心が行き届いていないことで、鈍感であることを言います。
「気の利かない男だ」「本当に気の利かない人で、困る」などと使います。
「もっさり」
「もっさり」とは動きが鈍くて、細かいことに気を配ることがないこと、また「野暮ったい」という意味でもあります。
「若いのに、もっさりとしている」「もっさりとした男だが、悪い奴ではない」などと使います。
いかがでしたでしょうか。
「野暮」という言葉の意味、使い方、例文などまとめてお伝えしました。
それでは言葉の意味を正しく理解して使いこなしてください。