「諍いを起こす」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「諍いを起こす」ようなことは、できれば無いに限ります。
目次
- 「諍いを起こす」の意味とは?
- 「諍いを起こす」の表現の使い方
- 「諍いを起こす」を使った例文と意味を解釈
- 「諍いを起こす」の類語や類義語
「諍いを起こす」の意味とは?
「諍いを起こす」とは、小競り合い、または言い争いなることの表現です。
ちょっとしたケンカだと言えなくもなく、そこまで大きなものではないものの、普通の態度や会話ではないそのようなやり取りに対して使われます。
「諍い」と呼ばれることが、その小競り合いや言い争いを表現しており、この「起こす」(起こした)の他に、そう「なる」(なった)、そう「した」などと用いられます。
- 「諍いを起こす」の読み方
「諍いを起こす」の読み方
「諍いを起こす」の読み方は、「いさかいをおこす」になります。
この「諍い」はパソコンやスマホでの変換では簡単に出すことができますが、いざ筆記するとなると難しい漢字です。
作りの部分が特徴的で、漢字検定では1級の記述問題として出題されたことがあります。
「諍いを起こす」の表現の使い方
「諍いを起こす」の表現の使い方を紹介します。
この表現だと、自ら(もしくは誰か)がその原因だと考えることができますが、「諍いが起こった」、「諍いに発展した」などとすると、そうなった理由について別に詳しく語らないといけません。
「彼はいつもくだらないことで諍いを起こす」のような使い方が最初の例で、「そこらで諍いが起こった」、「ひょんなことから諍いに発展した」といったような使われ方をよく見聞きします。
「諍いを起こす」を使った例文と意味を解釈
「諍いを起こす」を使った例文と、その意味の解釈です。
時にはその程度で済んでよかったという場合もあります。
- 「諍いを起こす」を使った例文1
- 「諍いを起こす」を使った例文2
「諍いを起こす」を使った例文1
「彼があんなことくらいで諍いを起こすとは思わなかった」
その人にとっては大したこととは思えなかったようですが、諍いを起こした本人には大切なことだったのかも知れません。
このようなことは意外と多く、誰にでも触れられたくない部分というものがあるものです。
「諍いを起こす」を使った例文2
「諍いを起こしたと聞いたが、それ以上には発展しなかったのが幸いだ」
小競り合いや言い争い程度で済んだのが幸いだったと使っています。
「諍い」はそれほど大きくはないケンカだとも言えると前述しましたが、そこからヒートアップし、本当のケンカに発展してしまってもおかしくありません。
「諍いを起こす」の類語や類義語
「諍いを起こす」の類語や類義語を紹介します。
こちらで言い換えられることも多いです。
- 「いざこざを起こす」【いざこざをおこす】
「いざこざを起こす」【いざこざをおこす】
この「いざこざ」は、「諍い」と同義語になります。
よって、この表現でもほとんど同じ意味になります。
英語では、共に“cause trouble”と表現し、それほど大きくはないトラブルになる(なった)時に使われます。
「諍いを起こす」ことにはならない方がいいのは言うまでもありませんが、そこで終わってよかったという場合もそれなりにあるものです。