「裏付ける」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話や小説などで「裏付ける」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「裏付ける」の意味
- 「裏付ける」の表現の使い方
- 「裏付ける」を使った例文と意味を解釈
- 「裏付ける」の類語や類義語
「裏付ける」の意味
「裏付ける」の意味は以下の2つです。
1つ目は「あるものの反対側に、布や紙などをつけて補強すること」という意味で、裁縫や工作などで裏打ちすることを言います。
2つ目は「その事が確かであるという証拠を見つけること」という意味で、警察の捜査で事件の内容を証明する事実を調べ上げることを言います。
- 「裏付ける」の読み方
- 「裏付ける」を分解して解釈
「裏付ける」の読み方
「裏付ける」の読み方は、「うらづける」になります。
特に難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「裏付ける」を分解して解釈
「裏付ける」は「裏+付ける」で成り立っています。
「裏」は「表の反対側にある面のこと」「陰になる部分」「人の目に触れない部分」「好ましくないとされて隠されている部分」という意味の他に、「裏づけ・証拠」というそのままの意味もあります。
「付ける」は「あるものが離れない状態にする」という意味の他に「主となるものに付け加える」「解決させる」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「主となるものの他に隠された部分を付け加える」という意味で使われています。
「裏付ける」の表現の使い方
「裏付ける」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 判断材料にする時に使う
文法的な使い方
「裏付ける」は動詞を含んだ表現であり、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「裏付けて」になり、名詞形は「裏付け」になります。
判断材料にする時に使う
「裏付ける」は、主となる仮定や考え方に対して、違う方面から援護する事実を見出し、そのものごとの判断材料にする時に使います。
警察の捜査だけではなく、ビジネスでも数字や実例を出すなど証拠固めとして使われます。
「裏付ける」を使った例文と意味を解釈
「裏付ける」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「裏付ける」を使った例文1
- 「裏付ける」を使った例文2
「裏付ける」を使った例文1
「天気予報を裏付ける様に暗雲が立ち込めてきた」
これから雷雨になるという天気予報通りに、黒い雲が広がってきたことを表しています。
「裏付ける」を使った例文2
「彼氏のアリバイを裏付ける証拠が見つかった」
浮気を疑っていた彼氏が、当日本当に友人達と飲みに行っていたことを証明する画像やレシートなどが見つかったことを表しています。
「裏付ける」の類語や類義語
「裏付ける」の類語や類義語を紹介します。
- 「立証する」【りっしょうする】
- 「検証する」【けんしょうする】
「立証する」【りっしょうする】
「証拠を示して事実を明らかにすること」という意味です。
「検証する」【けんしょうする】
「実際にそのものごとをやってみて、仮説が本当であることを証明すること」という意味です。
「裏付ける」は「あるものの反対側に、布や紙などをつけて補強すること」「その事が確かであるという証拠を見つけること」という意味があります。
相手を納得させられる証拠が見つかった時に使いましょう。