「裏付け」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
皆さんは「裏付け」という言葉をテレビドラマなどのセリフで聞いたことがあるかと思います。
この言葉は、それだけでなく日常的な会話やビジネスコミュニケーションにおいても、時折使われています。
そこで今回は、この「裏付け」についてフォーカスしていくことにします。
目次
- 「裏付け」の意味
- 「裏付け」の表現の使い方
- 「裏付け」を使った例文と意味を解釈
- 「裏付け」の類語や類義語
「裏付け」の意味
「裏付け」とは、「物事の確実なことを他の面から証明すること」という意味がある言葉ですが、簡単に言うと「確かな証拠」ということを指しています。
また、「活動の基盤となる経済力や人材」という理解で解釈されることもあります。
- 「裏付け」の読み方
「裏付け」の読み方
「裏付け」は「うらづけ」という読み方になるので、ここできちんと覚えておくようにしましょう。
「裏付け」の表現の使い方
「裏付け」は「確かな証拠」という意味がありますので、物事を状態の正当性を証明したり、示す時に使われることになります。
「裏付けのない理論」や「裏付け捜査」というような言い回しができます。
「裏付け」を使った例文と意味を解釈
では、ここで「裏付け」を使った例文を見ながら、具体的な活用シーンをイメージしてみることにします。
- 「裏付け」を使った例文1
- 「裏付け」を使った例文2
「裏付け」を使った例文1
「地道な調査により、裏付けを取ることで、難解な事件を解決したのだ」
まるで刑事ドラマに出てくるようなセリフですが、この例文は「裏付け」が使われる典型的な例と言えるでしょう。
解決することが困難だと思われていた難事件も、捜査員や科捜研のメンバーにより、「裏付け」を取ることができ、解決しているのです。
「裏付け」を使った例文2
「証言に裏付けされたアリバイを崩すためには、何か我々が見落としている点があるかもしれない。もう1度始めからやり直そう」
これも犯罪捜査に関連した例文になっていますが、犯人を検挙したくてもアリバイを証言した内容の「裏付け」があるために、捜査が行き詰まっているさまを語っています。
このような時には、基本に立ち戻ってやり直すしかありません。
「裏付け」の類語や類義語
「裏付け」を他の言葉で言い換えるとするなら、他にどのような言葉があるかを見ていくことにします。
- 「証拠立てる」【しょうこだてる】
- 「保障」【ほしょう】
「証拠立てる」【しょうこだてる】
「証拠立てる」が「裏付け」の類義語として挙げることができます。
「証拠、あるいは出典で根拠を挙げて、確証を示したり、確認すること」という意味で使われます。
「保障」【ほしょう】
「保障」も「裏付け」に近い意味を持って言葉の1つで、「債務不履行する場合に備えて、他も負債に応じる副次的な合意」という意味で使われます。
より簡単に言うと、「障害のないように保つこと」という理解になります。
「裏付け」という言葉の意味や使い方を見てきました。
この言葉は、例文では犯罪捜査に関するものばかりでしたが、ビジネスの世界でも使われる場面があるので、そのような機会があったなら、是非、試してみてください。