「称賛に値する」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「称賛に値する」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「称賛に値する」の意味
- 「称賛に値する」の表現の使い方
- 「称賛に値する」を使った例文と意味を解釈
- 「称賛に値する」の類語や類義語
「称賛に値する」の意味
「称賛に値する」の意味は、「その人の思想や行動に感動してほめ称えるべきと思うこと」です。
その人が、普通の人には出来ない様な偉業を成し遂げたり、会社に貢献する様な大きな成功を収めたり、素晴らしい思想で他の人達を大いに感動させた時などに、「何らかの機会を設けてほめ称えるべきだ」と思うことを言います。
本人にそのつもりがなくても周囲から見て素晴らしいことをしたと思う時の表現です。
- 「称賛に値する」の読み方
- 「称賛に値する」を分解して解釈
「称賛に値する」の読み方
「称賛に値する」の読み方は、「しょうさんにあたいする」になります。
「値する」の読み方に迷う人もいるので、これを機に覚えておきましょう。
「称賛に値する」を分解して解釈
「称賛に値する」は「称賛+に(助詞)+値する」で成り立っています。
「称賛」の「称」は「ほめあげる」「となえる」「量りではかる」「左右釣り合う」という意味があります。
「賛」は「力を添えて助ける」「ほめたたえる」という意味です。
つまり、どちらも「ほめる」という意味があり、「良いと認めてほめたたえること」という意味です。
「値する」は「それをするだけに相当する」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「良いと認めてほめたたえるに相当する」という意味で使われています。
「称賛に値する」の表現の使い方
「称賛に値する」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 「称賛」と「賞賛」との使い分け
文法的な使い方
「称賛に値する」は動詞を含んだ表現ですので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「称賛に値して」になりますが、それ以外では使い方は限定されています。
「称賛」と「賞賛」との使い分け
「称賛」と似た言葉に「賞賛」があり、どちらも「称賛に値する」「賞賛に値する」として使われますが、それぞれ明確な使い分けがあります。
「称賛」は、「皆の前でその人の功績をほめたたえること」という意味です。
「賞賛」は、「ほうびとしての金品をあげてほめること」という意味です。
ごほうびがついているかそうでないかで使い分けましょう。
「称賛に値する」を使った例文と意味を解釈
「称賛に値する」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「称賛に値する」を使った例文1
- 「称賛に値する」を使った例文2
「称賛に値する」を使った例文1
「彼の今回の功績は称賛に値する」
困難な状況で器用に立ち回り、無事に大きな取引先との契約を取り付けることに成功した人に対しての評価です。
「称賛に値する」を使った例文2
「終了間際に逆転のゴールを決めた選手は称賛に値する」
サッカーの決勝戦で、終了間際に逆転のゴールを決めて優勝に導いた選手をほめたたえるべきだと言っています。
「称賛に値する」の類語や類義語
「称賛に値する」の類語や類義語を紹介します。
- 「感心すべき」【かんしんすべき】
- 「天晴れな」【あっぱれな】
「感心すべき」【かんしんすべき】
「すばらしいものごとに対して感動して当然であると思うこと」という意味です。
「天晴れな」【あっぱれな】
「見事な様子」という意味です。
「称賛に値する」は「その人の思想や行動に感動してほめ称えるべきと思うこと」という意味です。
素晴らしい結果を出した人に対して使いましょう。