「関わらない」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスや日常会話で「関わらない」という否定語が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「関わらない」の意味
- 「関わらない」の表現の使い方
- 「関わらない」を使った例文と意味を解釈
- 「関わらない」の類語や類義語
「関わらない」の意味
「関わらない」の意味は以下の3つです。
1つ目は「関係を持っていない」という意味で、対象となる人やものごとに全く参加していないことを言います。
2つ目は「重大なつながりをもっていない」という意味で、そのものごとが大事にはならずに済むことを言います。
3つ目は「こだわらない」という意味で、そのものごとに対して興味や関心を持たずに、首を突っ込まないことを言います。
- 「関わらない」の読み方
- 「関わらない」と「係わらない」の違い
「関わらない」の読み方
「関わらない」の読み方は、「かかわらない」になります。
難しい漢字ではないので読み書きできる様にしておきましょう。
「関わらない」と「係わらない」の違い
「関わらない」と同じ読み方の言葉に「係わらない」があります。
どちらも「関わる」「係わる」という動詞の否定形ですが、この2つは明確な使い分けはありません。
つまり、どちらも同じ意味として使える言葉なのです。
但し、「関わる」は常用漢字、「係わる」は違いますので、公用文や公文書、またはテストの解答では「関わる」を使った方がいいでしょう。
「関わらない」の表現の使い方
「関わらない」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 余計なことをしない時の表現
文法的な使い方
「関わらない」は動詞の否定形で、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「関わらないで」「関わらずに」などになります。
余計なことをしない時の表現
「関わらない」は、自分にとって不利になる様なことや、全く興味や関心がなく、やるだけ時間の無駄になってしまう様な余計なことをしない時に使われます。
自分とは全く別の問題と切り離して考える時の表現です。
「関わらない」を使った例文と意味を解釈
「関わらない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「関わらない」を使った例文1
- 「関わらない」を使った例文2
「関わらない」を使った例文1
「時間が足りないことからそのプロジェクトには関わらないことにした」
ビジネスであるプロジェクトを持ちかけられましたが、準備期間が十分でないことから失敗したり中途半端に終わる可能性が高いと見て、不参加を決めたことを表しています。
「関わらない」を使った例文2
「命に関わる問題でない限り何とかなるだろう」
ビジネスでトラブルが起きてしまったのですが、人の命が左右される様なことでない限り、努力すれば何とかなると思っています。
「関わらない」の類語や類義語
「関わらない」の類語や類義語を紹介します。
- 「影響を及ぼさない」【えいきょうをおよぼさない】
- 「絡んでいない」【からんでいない】
「影響を及ぼさない」【えいきょうをおよぼさない】
「ものごとの力や作用が、ほかの物にまでは達しないこと」という意味です。
「絡んでいない」【からんでいない】
「他のものごとと密接に結びついていないこと」という意味です。
「関わらない」は「関係を持っていない」「重大なつながりをもっていない」「こだわらない」という意味があります。
その人やものごとと全く関係を持たないと決めた時に使いましょう。