「広義」とは?意味や類語!例文と解釈
「広義」という表現は「その言葉を広義に解釈しました」や「運動する多細胞生物も広義の動物に含まれます」といった文章で使われますが、「広義」にはどのような意味があるのでしょうか?
「広義」という表現の「意味・読み方・使い方・対義語・例文と解釈・類義語」について、詳しく解説していきます。
目次
- 「広義」とは?
- 「広義」の表現の使い方
- 「広義」の対義語
- 「広義」を使った例文と意味を解釈
- 「広義」の類語や類義語
「広義」とは?
「広義」という表現は、「広い意味・広範囲の意味」を意味しています。
「広義」というのは、「ある言葉(概念)が持っている意味の範囲に広い狭いの幅がある場合の広いほうの意味」という意味を持っている表現なのです。
例えば、「暴力を広義に解釈すれば、不快感を与えるその発言も言葉の暴力になるのです」といった文章で、典型的な意味を示すことができます。
- 「広義」の読み方
「広義」の読み方
「広義」の読み方は、「こうぎ」になります。
「広義」の表現の使い方
「広義」の表現の使い方は、「広い意味・広範囲の意味」を指示して使うという使い方になります。
「広義」という表現は、「ある言葉・概念が意味の範囲(広い狭いの範囲)を持つ場合の、広いほうの意味」を指して使うという使い方になるのです。
例えば、「法律の条文を広義に解釈すれば、今まで見過ごされてきた些細な行為が犯罪として処罰される可能性が生まれてしまいます」といった文章で使用することができます。
「広義」の対義語
「広義」の対義語(反対語)として、「狭義(きょうぎ)」があります。
「狭義」という表現は、ある言葉(概念)が示す意味の範囲に一定以上の幅があるとき、「狭く限定したほうの意味」を意味しています。
その意味合いから、ある言葉(概念)が持っている広いほうの意味(広い範囲の意味)を示唆する「広義」とは正反対の意味を持つ対義語(反対語)として、「狭義」という表現を上げることができるのです。
「広義」を使った例文と意味を解釈
「広義」を使った例文を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「広義」を使った例文1
- 「広義」を使った例文2
「広義」を使った例文1
「美という観念を広義に解釈すると、容姿などの見た目の美しさだけではなく、思いやり・信念などの内面の美しさも含まれます」
この「広義」を使った例文では、「美という観念(概念)を広いほうの意味で解釈すると」という意味を持つ文脈で、「広義」という表現を使っているのです。
「広義」を使った例文2
「近年、アメリカで流行っているホームスクールは日本ではまだ法律で制度化されていませんが、広義の教育活動の一種になります」
この「広義」を使った例文は、「広義」という表現を、「(法律で認められた狭義の学校教育だけに限定されない)広いほうの意味で教育活動の一種になる」という意味合いで使用しています。
「広義」の類語や類義語
「広義」の類語・類義語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「広い意味・広範囲の意味」
- 「狭く限定されない意味・狭く特定されない意味」
「広い意味・広範囲の意味」
「広義」という表現は、「広い意味」や「ある言葉・語句の意味に範囲がある時の(狭い範囲ではない)広範囲の意味」を意味しています。
それらの意味合いから、広い意味を示唆する「広義」とほぼ同じ意味を持つ類語(シソーラス)として、「広い意味・広範囲の意味」を上げることができるのです。
「狭く限定されない意味・狭く特定されない意味」
「広義」という表現は、「狭義ではない広い意味」や「狭い範囲に限定(特定)されない意味」を示しています。
この意味から、「狭く限定されない意味・狭く特定されない意味」を、広い範囲の意味を意味する「広義」の類義語として解釈することができます。
この記事で説明した「広義」の表現には、「広い意味・広い範囲の意味」や「ある言葉(概念)が広い狭いの意味の範囲を持っている場合の広いほうの意味」などの意味があります。
「広義」の類語・類義語として、「広い意味・広範囲の意味」「狭く限定されない意味・狭く特定されない意味」などがあります。
「広義」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。