「広義に捉える」の意味とは！類語や例文など詳しく解釈

「広義に捉える」とは?

「広義に捉える」とは、「広い意味で解釈すること」という意味になります。

「広義に捉えれば、確かにそうかも知れない」のように使われる言葉で、その例として、「株式投資は広義に捉ると、ギャンブルだとも言える」などと用いられます。

このように、それとは言い切れない(確かにそうとは決められない)が、広い意味ではそうだとも解釈できるという場合に使うことができる表現です。

• 「広義に捉える」の読み方

「広義に捉える」の読み方

「広義に捉える」の読み方は、「こうぎにとらえる」になります。

「広義」は、許容範囲が広い(大きい)という意味の言葉で、「広義に捉える」の意味となる「広い解釈」は、この範囲の広さからきています。

「捉える」は、「解釈する」と言い換えることができ、これらの意味を合わせて「広義に捉える」という表現となっています。

「広義に捉える」の表現の使い方

「広義に捉える」の表現の使い方を紹介します。

この言葉は、広い解釈をすればそうだと(と考えられる)という意味で使います。

ですが、本当にそうだとは限らない、または人によって解釈がまちまちだという場合もあるので注意が必要です。

例として、近年流行っている対戦型のゲームを「eスポーツ」と呼ぶことがありますが、その名の通り、広義で捉えればスポーツの一種だという意見がある一方で、実際に運動として行う競技ではないのでスポーツとは非なるものだと解釈する人も少なくないという具合です。

「広義に捉える」を使った例文と意味を解釈

「広義に捉える」を使った例文と、その意味の解釈です。

意味が分かれば決して難しい言葉ではありません。

• 「広義に捉える」を使った例文1
• 「広義に捉える」を使った例文2

「広義に捉える」を使った例文1

「広義に捉えれば、そうだと言えるかも知れない」

このような使い方も多い言葉で、広い解釈ではそうとも考えることができると言っています。

ただし、そう使った人がそう考えているだけという可能性も考えないといけません。

「広義に捉える」を使った例文2

「広義に捉えても、そうだとは言えないだろう」

こちらは逆に、広い許容範囲をもって考えたとしても、そうだとは言えないだろうと使っている例です。

これもまた、その人独自の考え方なので、実のところまでは分かりません。

「広義に捉える」の類語や類義語

「広義に捉える」の類語や類義語を紹介します。

こちらもよく同じ意味で使われています。

• 「拡大解釈」【かくだいかいしゃく】

「拡大解釈」【かくだいかいしゃく】

「広義に捉えれば」という表現は、「拡大解釈すれば」と言い換えることができます。

「広い意味での解釈」を四文字熟語にした「広義に捉える」の置き換え表現です。