「一貫して携わる」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
ビジネスで「一貫して携わる」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「一貫して携わる」の意味
- 「一貫して携わる」の表現の使い方
- 「一貫して携わる」を使った例文と意味を解釈
- 「一貫して携わる」の類語や類義語
「一貫して携わる」の意味
「一貫して携わる」の意味は、「あるものごとに、最初から最後まで続けて同じ状態で関わること」です。
イベントやプロジェクトに参加する時に、最初だけ、途中だけなど部分的に作業をしたり、必要な時だけ参加するのではなく、始めから終わりまで連続して同じ様に仕事をすることを言います。
ビジネスで、プロジェクトの中核として役割を果たす時の表現です。
- 「一貫して携わる」の読み方
- 「一貫して携わる」を分解して解釈
「一貫して携わる」の読み方
「一貫して携わる」の読み方は、「いっかんしてたずさわる」になります。
「携わる」を「かかわる」と読み間違わない様にしましょう。
「一貫して携わる」を分解して解釈
「一貫して携わる」は「一貫して+携わる」で成り立っています。
「一貫して」は動詞「一貫する」の副詞形で、「一つの態度や方法などを変えずに、初めから終わりまでやり通すこと」「一続きでやり通すこと」という意味があります。
「携わる」は「あるものごとに関係する」「ある仕事に従事する」という意味です。
これらの言葉が組み合わさり「一つの態度や方法を変えずに、最初から最後まであるものごとに関係し通す」という意味で使われています。
「一貫して携わる」の表現の使い方
「一貫して携わる」の表現の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 連続性を表す
文法的な使い方
「一貫して携わる」は動詞を含んだ表現なので、文末にそのまま使えます。
副詞として使う時には「一貫して携わり」になります。
連続性を表す
「一貫して携わる」は、一つのものごとに「連続して」関係することを言います。
常に途絶えることなく一つの役割を果たしている人に対する表現です。
「一貫して携わる」を使った例文と意味を解釈
「一貫して携わる」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「一貫して携わる」を使った例文1
- 「一貫して携わる」を使った例文2
「一貫して携わる」を使った例文1
「彼はこのプロジェクトにSEとして一貫して携わった」
一つのプロジェクトに、SEとして立ち上げから企画開発、販促から顧客分析まで関わり、全てのシステムをサポートしたことを表しています。
「一貫して携わる」を使った例文2
「彼女はトラブル処理に一貫して携わる羽目になった」
トラブルが起きた時に、たまたまその内容について知識があったばかりに、最初から最後まで処理や顧客対応を担当しなければならなくなったことを表しています。
「一貫して携わる」の類語や類義語
「一貫して携わる」の類語や類義語を紹介します。
- 「徹頭徹尾で関わる」【てっとうてつびでかかわる】
- 「ブレずにやり通す」【ぶれずにやりとおす】
「徹頭徹尾で関わる」【てっとうてつびでかかわる】
「最初から最後まで徹底的にそのものごとに関与する」という意味です。
「ブレずにやり通す」【ぶれずにやりとおす】
「目標から遠ざかったり、やる気を失ったりせずに、最初から最後まで終わらせること」という意味です。
「一貫して携わる」は「あるものごとに、最初から最後まで続けて同じ状態で関わること」という意味です。
一つのものごとに集中して携わっている人に対して使いましょう。