「遅々」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「遅々」という言葉の意味や使い方を紹介します。
さらに「遅々」という言葉を使った例文や、「遅々」の類語を紹介して行きます。
目次
- 「遅々」とは?意味
- 「遅々」の表現の使い方
- 「遅々」を使った例文や短文など
- 「遅々」の類語や類義語・言い換え
「遅々」とは?意味
「遅々」には、「物事の進行が遅く、もたもたしていること」「ゆっくりしていること」という意味があります。
- 「遅々」の読み方
「遅々」の読み方
「遅々」の読み方は、「ちち」になります。
「遅々」の表現の使い方
「遅々」の表現の使い方を紹介します。
「遅々」には、「物事の進行が遅く、もたもたしていること」「ゆっくりしていること」という意味があります
そのため、物事の進み方が遅いと感じた時、ゆっくりしていると感じた時に、「遅々」という言葉を使ってみましょう。
例えば、仕事の進行が遅く、納期に間に合わないかもしれないと、感じることがあるかもしれません。
このような仕事の進み方は、「遅々として仕事が進まない」などと、「遅々」という言葉を使って表現できます。
「遅々」を使った例文や短文など
「遅々」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「遅々」を使った例文1
- 「遅々」を使った例文2
「遅々」を使った例文1
「卒論の進み方が『遅々』としていて、締め切りに間に合うか自信がない」
この例文は卒業論文を書いている学生が、進み方が遅いことに焦り、締め切りに間に合わないかもしれないと感じている様子になります。
このように「遅々」には、「物事の進行が遅く、もたもたしていること」「ゆっくりしていること」という意味があります。
進み方が「遅々」としているなら、睡眠時間を削り、作業時間を増やすしかないのかもしれません。
「遅々」を使った例文2
「亀の歩みは『遅々』としているイメージだが、意外と速い」
この例文は亀の歩くスピードはゆったりしているイメージだが、実際に亀が歩く様子を見ると、意外と速いと感じるという意味があります。
「うさぎとかめ」などの童話で、足が遅い生き物の代表になっている亀ですが、中には速く歩けるか亀もいるのかもしれません。
「遅々」の類語や類義語・言い換え
「遅々」の類語や類似を紹介します。
- 「ゆっくり」【ゆっくり】
- 「遅い」【おそい】
「ゆっくり」【ゆっくり】
「ゆっくり」には「動作が遅いこと」という意味があります。
「ゆっくり歩く」などという使い方をします。
また「ゆっくり」には、「時間的に余裕がある様子」という意味もあります。
「あなたと、ゆっくり話してみたい」という言葉には、「あなたと、時間的に余裕がある時に話してみたい」という意味があります。
「遅い」【おそい】
「遅い」には、「物事の進む度合いが小さい、動きが鈍くスローなこと」という意味があります。
「仕事が遅い」という言葉には、「仕事が進む度合いが小さい」という意味があります。
「進歩が遅い」「理解が遅い」などという使い方をします。
「遅々」という言葉について見てきました。
物事の進行が遅い様子や、ゆっくりしている様子を見た時に、「遅々」という言葉を使ってみましょう。