「逐次報告」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「逐次報告」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「逐次報告」という言い回しについて詳しく紹介していきます。
目次
- 「逐次報告」の意味
- 「逐次報告」の表現の使い方
- 「逐次報告」を使った例文と意味を解釈
- 「逐次報告」の類語や類義語
「逐次報告」の意味
この表現は「順を追って次々となされる報告」という意味を持ちます。
「逐次」という表現には「順序を追って次々に「順次」という意味があり、この表現を使った最も一般的な言い回しが「逐次報告」になります。
ビジネスでは、何かトラブルが起こったときなどその都度報告しなければいけないこともあるでしょう。
「順を追った報告」が「逐次報告」ということになります。
- 「逐次報告」の読み方
「逐次報告」の読み方
この表現の読み方は、「ちくじほうこく」になります。
ビジネスでよく使われる表現ですので、ぜひ知っておきましょう。
「逐次報告」の表現の使い方
この表現の使い方を紹介します。
「逐次報告」というのは結果だけを報告するのではなく、その途中経過なども報告するということを指しています。
例えば、「今回の取引について逐次報告するように」と言われたら、それは取引がうまくいったかどうかという結果だけではなく、取引の交渉等がどのように進んでいるか、どのようなトラブルが起こったのか、どのような質問を受けたのか、などということも報告しなければいけません。
具体的に順番を追って報告するものが「逐次報告」になり、上司から「逐次報告するように」と言われることもあるかもしれません。
「逐次報告」を使った例文と意味を解釈
「逐次報告」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「逐次報告」を使った例文1
- 「逐次報告」を使った例文2
「逐次報告」を使った例文1
「あの社員は常に逐次報告をしてくれるため助かります」
支持しなくても、適度に「逐次報告」してくれる部下は上司にとってありがたい存在だと言えるでしょう。
どの程度報告すれば良いのか悩むこともあるかもしれませんが、上司に対して「逐次報告」するという事は信頼につながります。
結果だけを伝えるのではなく、途中経過を伝えるということも忘れないようにしましょう。
「逐次報告」を使った例文2
「きちんと逐次報告するように伝えてください」
何かトラブルが起こった時などもしっかり上司に伝えるという習慣をつけなければいけません。
トラブルを自分たちで解決し、何もなかったかのように振る舞ってはならないのです。
うまくいかないことがあれば逐一上司に報告し、必要があれば指示を仰ぐことも必要です。
「逐次報告」の類語や類義語
「逐次報告」の類語や類義語を紹介します。
- 「中間報告」【ちゅうかんほうこく】
- 「定期報告」【ていきほうこく】
「中間報告」【ちゅうかんほうこく】
「中間報告」というのは「議院の求めに応じ、委員会が審査中の議案について議院に報告する」という意味です。
日本の国会等でも「中間報告」がなされています。
「定期報告」【ていきほうこく】
「定期報告」というのは「定期的な報告」という意味です。
建築基準法は一定の用途規模の建造物に対し、「定期報告」を求めています。
「逐次報告」という表現はビジネスではとても大切な言い回しです。
ぜひ意味を覚えておきましょう。