「断ち切る」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「断ち切る」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「断ち切る」という表現の意味について詳しく紹介していきます。
目次
- 「断ち切る」の意味
- 「断ち切る」の表現の使い方
- 「断ち切る」を使った例文と意味を解釈
- 「断ち切る」の類語や類義語
「断ち切る」の意味
「断ち切る」というのは「紙や布などをいくつかに切り離す」という意味もありますし、「今まで続いていた関係をなくす」という意味で使われることもあります。
例えば、「布を2枚に断ち切る」「未練を断ち切る」などと使われます。
これ以外にも、「続いているものの途中を切る」という意味があります。
「逃げ道を断ち切る」などと使われます。
- 「断ち切る」の読み方
「断ち切る」の読み方
「断ち切る」の読み方は、「たちきる」になります。
しっかり読めるようにしておきたいものです。
「断ち切る」の表現の使い方
「断ち切る」の表現の使い方を紹介します。
「断ち切る」という表現は「紙や布などを切り離す」「今まで築いていた関係をなくす」「続いているものの途中を切る」という意味を持ちます。
例えば、「紙を2つに断ち切る」「絆を断ち切る」などと使われます。
また、「避難経路が断ち切られる」と言われることもあります。
災害が起こったときなどは避難経路をしっかりと確認しなければいけません。
「断ち切る」を使った例文と意味を解釈
「断ち切る」を使った例文とその意味を解釈していきます。
- 「断ち切る」を使った例文1
- 「断ち切る」を使った例文2
「断ち切る」を使った例文1
「元彼との未練をやっと断ち切りました」
恋人と別れても、その人との思い出が忘れられず、未練があるという人もいるのではないでしょうか。
納得して別れたのならともかく、一方的に別れをつげられたなどという場合、未練がなかなか「断ち切れない」かもしれません。
しかし、何かをきっかけとして未練が「断ち切れる」場合もあります。
恋人と別れたら、納得した上で未練を「断ち切り」、前進していきたいです。
「断ち切る」を使った例文2
「避難経路が断ち切られてしまい、彼らは困ってしまいました」
日本は地震などの災害が多い国ですが、だからこそ避難経路などをしっかりと確認しておかなければいけません。
もしも避難経路が「断ち切られる」などということがあれば、何とか他の道を探さなければいけません。
あきらめず、他の逃げ道を探す必要があります。
また、例えば山道などが土砂崩れで「断ち切られて」しまった場合、安全第一の行動をしなければいけません。
「断ち切る」の類語や類義語
「断ち切る」の類語や類義語を紹介します。
- 「絶つ」【たつ】
- 「解消」【かいしょう】
「絶つ」【たつ】
「絶つ」は「続いてきた物事を絶やす」という意味があります。
「縁を切る」という意味で使われることもあり、「消息を絶つ」などと使われます。
「解消」【かいしょう】
「解消」というのは「従来あった関係や取り決め、組織などがなくなる」という意味になります。
「婚約を解消する」などと使われます。
「断ち切る」という表現は日常的にも使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
しっかりと正しい意味を知っておきたいです。