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「苦節を経て」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈

「苦節を経て」という言葉の意味や使い方を紹介します。

さらに「苦節を経て」という言葉を使った例文や、「苦節を経て」の類語を紹介して行きます。

苦節を経て

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「苦節を経て」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈>


目次

  • 「苦節を経て」とは?意味
  • 「苦節を経て」の表現の使い方
  • 「苦節を経て」を使った例文や短文など
  • 「苦節を経て」の類語や類義語・言い換え


「苦節を経て」とは?意味

「苦節を経て」とは?意味

「苦節を経て」「苦節」には「逆境にあっても、自分の信念や態度を固く守り通す心」という意味があります。

また「経て」には、「時間が過ぎる」「時がたつ」また、「ある場所を通る」という意味があります。

そのため「苦節を経て」には、「逆境の時を経由して」という意味があり、その間に自分の信念や態度を固く守り通したという意味が含まれています。

  • 「苦節を経て」の読み方

「苦節を経て」の読み方

「苦節を経て」の読み方は、「くせつをへて」になります。

「苦節」「くせつ」「経て」「へて」と読みます。



「苦節を経て」の表現の使い方

「苦節を経て」の表現の使い方

「苦節を経て」の表現の使い方を紹介します。

「苦節を経て」には「逆境の時を過ごして」という意味があるため、人生のある時期に、逆風が吹き、苦労した時代がある人に対して「苦節を経て」という言葉を使ってみましょう。

例えば、会社の人間関係に苦労した時期は、「苦節」と呼べる時期でしょう。

その後、人間関係に恵まれた人は、「人間関係に恵まれない苦節を経て、ようやく現在の仲間に恵まれた」などと表現できます。

「苦節を経て」を使った例文や短文など

「苦節を経て」を使った例文や短文など

「苦節を経て」を使った例文とその意味を解釈していきます。

  • 「苦節を経て」を使った例文1
  • 「苦節を経て」を使った例文2

「苦節を経て」を使った例文1

「度重なる怪我という『苦節を経て』、ようやく本格的に活躍を始める」

この例文には、あるアスリートが度重なる怪我をしてしまい、苦しい時期を過ごしたものの、そこから立ち上がって、ようやく本格的な活躍を始めたという文章になります。

このように逆境と呼べるような時期を経た人に対して、「苦節を経て」という言葉を使ってみましょう。

「苦節を経て」を使った例文2

「お客が一人も来ない日もあったラーメン店が、『苦節を経て』ミシュランに掲載される」

この例文は味を評価されず、お客さんが一人も来ない日もあるなど、逆境の時を経験したラーメン店が、ついに世界的な評価をされたという意味があります。

飲食店にとって、客が来ない日々は逆境そのもののため、「苦節を経て」という言葉がぴったりでしょう。



「苦節を経て」の類語や類義語・言い換え

「苦節を経て」の類語や類義語・言い換え

「苦節を経て」の類語や類似を紹介します。

  • 「悔しさをばねに」【くやしさをばねに】
  • 「下積みを経て」【したづみをへて】

「悔しさをばねに」【くやしさをばねに】

「悔しさをばねに」には、「悔しい思いを、ばねのような反発力に変えて」という意味があります。

悔しい思いを自分の力に変換することを「悔しさをばねにする」と言います。

「下積みを経て」【したづみをへて】

「下積みを経て」には、「自分の能力を発揮できないまま、低い地位や立場にいるような時代を経験して」という意味があります。

icon まとめ

「苦節を経て」という言葉について見てきました。

逆境の時を過ごしても、信念や態度を変えずに努力した人を見た時、「苦節を経て」という言葉を使ってみましょう。


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