「脈あり」とは?意味や類語!例文と解釈
ガールズトークをしていると「脈あり」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、語源や例文なども併せて詳しく紹介します。
目次
- 「脈あり」とは?
- 「脈あり」の表現の使い方
- 「脈あり」の語源や由来
- 「脈あり」を使った例文と意味を解釈
- 「脈あり」の類語や類義語
「脈あり」とは?
「脈あり」の概要について紹介します。
- 「脈あり」の読み方
- 「期待が持てること」の意味
- 「恋愛で相手が自分に好意を持っている様子であること」の意味
- 「脈あり」の対義語
「脈あり」の読み方
「脈あり」は「みゃくあり」と読みます。
「脈有り」「脈アリ」などの表現があります。
「期待が持てること」の意味
ものごとに対して、自分にとって好ましい方向に行きそうだと思うことを言います。
ビジネスやプライベートで、相手の言動などから好感触であることが分かった時の表現です。
「恋愛で相手が自分に好意を持っている様子であること」の意味
こちらは主に恋愛のシーンで使われます。
自分が相手に好意を持っていて、アプローチをしたところ、相手がまんざらではない様子であることを言います。
何度か「脈あり」が生じることで、「相手も自分のことが好きに違いない」という確信に変わります。
「脈あり」の対義語
「脈あり」の対義語は「脈なし」で、セットで使われることも多くあります。
「脈なし」とは「相手に対して全く期待が持てないこと」「相手が自分には恋愛感情を持っていない様子をすること」という意味です。
「脈あり」の表現の使い方
「脈あり」の使い方を紹介します。
- 文法的な使い方
- 恋愛だけではなくビジネスにも使われる
- あくまで自分が判断していること
文法的な使い方
「脈あり」は名詞で、ネット上では若者言葉として文法を気にせず比較的自由に使われています。
文章中では形容動詞として「脈ありだ・である」と使ったり、形容詞として「脈ありな態度」と使うことが多くなります。
恋愛だけではなくビジネスにも使われる
「脈あり」というと恋愛用語として使われるイメージがありますが、ビジネスにも使われます。
相手との駆け引きで、見込みがある時や期待が持てる時に「脈あり」と使います。
まだはっきりと返事を貰った訳ではありませんが、こちらの話に興味を持っている様子が伝わる時の表現です。
あくまで自分が判断していること
「脈あり」はあくまでこちらが判断していることであり、本当に相手がこちらの思う通りに行動してくれるとは限りません。
「脈あり」だと思っていたら大きな勘違いだったということもあるので、全て信用しない方が良いでしょう。
「脈あり」の語源や由来
「脈あり」の「脈」は脈拍のことです。
元々は瀕死の人に対して「脈がある」=「まだ生きている」という意味で使われていました。
転じて「希望が持てる」→「見込みがある」という意味で使われる様になったのです。
「脈あり」を使った例文と意味を解釈
「脈あり」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「脈あり」を使った例文1
- 「脈あり」を使った例文2
「脈あり」を使った例文1
「取引先の部長が食いついてくれて、これは脈ありだと思う」
商談の時に、取引先の部長が興味を持ち、色々と質問してきたことで、かなり期待できることを表しています。
「脈あり」を使った例文2
「いつも彼と目が合うのは脈ありサインに違いない」
片思いをしている男性と、何度も目が合うことがあるので、相手も自分のことが好きで見つめているに違いないと思っていることを表しています。
「脈あり」の類語や類義語
「脈あり」の類語を紹介します。
- 「望みあり」【のぞみあり】
- 「手応えアリ」【てごたえあり】
「望みあり」【のぞみあり】
「こうなって欲しいと思う自分の期待通りになりそうな予感がすること」という意味です。
「手応えアリ」【てごたえあり】
「人やものごとに働きかけた時に、良い反応が返ってくること」という意味です。
「脈あり」は「期待が持てること」「恋愛で相手が自分に好意を持っている様子であること」という意味です。
恋愛だけではなくビジネスなどで好感触を持った時に浸かって見ましょう。