「皆無に等しい」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「皆無に等しい」という表現を知っているでしょうか。
ここでは「皆無に等しい」という表現について詳しく紹介していきます。
目次
- 「皆無に等しい」とは?
- 「皆無に等しい」の表現の使い方
- 「皆無に等しい」を使った例文と意味を解釈
- 「皆無に等しい」の類語や類義語
「皆無に等しい」とは?
この表現は「ほんのわずかしかなく」、「ほぼないとみなせるような様子」、「あってないようなもの」という意味になります。
「皆無」という表現には「全く存在しないこと」、「全然ないこと」という意味になり、「皆無に等しい」というのは「あってないようなもの」、「ないとみなせるような様」という意味になるのです。
確かに存在するのにわずかしかないため、ないと思われても仕方がない、などと言う時にも使われます。
- 「皆無に等しい」の読み方
「皆無に等しい」の読み方
これは「かいむにひとしい」と読みます。
よく使われる表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
「皆無に等しい」の表現の使い方
この表現はあってないようなもの、ないも同然、という意味になります。
「確かにあるけれどないと言えるようなもの」、「本当は存在するけれどその存在感がなく、ないも同然のもの」などという時に使われる表現です。
「皆無」という表現は幅広い年代に使われる表現だといえます。
「皆無に等しい」を使った例文と意味を解釈
ここでは例文を紹介していきます。
- 「皆無に等しい」を使った例文1
- 「皆無に等しい」を使った例文2
「皆無に等しい」を使った例文1
「1回お皿洗いをした位では、皆無に等しいよ」
お母さんのお手伝いなどで「お皿洗いをしている」や「洗濯物を干している」などという人もいるかもしれませんね。
その一方で、「1回お皿洗いした」などと自己主張する人もいるかもしれません。
しかし、毎日のようにお皿洗いをしている人にしてみれば、1回だけお皿洗いをした程度では手伝いをしていないに等しいと言えるでしょう。
「皆無に等しい」を使った例文2
「彼女のファッションセンスは皆無に等しい」
自分でもファッションセンスがあると思っていても、周りからはそんなものは存在しないと思われていることもあるかもしれません。
確かに、あまりにも奇抜なファッションをしてしまうと、周りから「ファッションセンスがない」と思われてしまうこともあるかもしれません。
そのような場合も「ファッションセンスは皆無に等しい」と表現できます。
「皆無に等しい」の類語や類義語
ここでは類義語を紹介していきます。
- 「ほんのわずかしか違わない」【ほんのわずかしかちがわない】
- 「あってないようなもの」
「ほんのわずかしか違わない」【ほんのわずかしかちがわない】
「こんなわずかしか違わない」というのは「大部分が同じでありわずかな違いである」、「ほぼ同じ」という意味です。
「そんなわずか」という表現には物事にわずかの不足がある、あと少し、という意味になります。
「あってないようなもの」
「あってないようなもの」というのは「少しは存在しているもののほとんど存在していないと言って差し支えない」という意味になります。
「ほんのわずかしかなく」、「ほぼないとみなせるような様子」を表します。
「皆無に等しい」という表現は日常生活でも使えますし、ビジネスでも使える表現ですのでぜひ覚えておきましょう。
目立った功績を残していきたいですね。