「突飛な」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
「突飛な」という表現は、基本から全く外れていると解釈すると分かりやすいです。
目次
- 「突飛な」とは?
- 「突飛な」の表現の使い方
- 「突飛な」を使った例文と意味を解釈
- 「突飛な」の類語や類義語
「突飛な」とは?
「突飛な」とは、普通ではとても考えられない、かなり変わっているという意味の言葉です。
少々変わっているという程度ではなく、まずそれはないだろうと思ってしまうほど変わっている場合にのみ使ってください。
その為、この言葉が使われた際には、常識で考えられないとも表現でき、冒頭のように、基本的な考え方や仕組みとは全く違うアイデアや方法などに対して使われます。
- 「突飛な」の読み方
「突飛な」の読み方
「突飛な」は、「とっぴな」と読んでください。
同じ意味で「突飛」という言葉だけで使うことも多く、「随分と突飛だな」、「それほど突飛とは思わない」のような用い方もよく見掛けます。
この「突飛な」とすると、連体形(形容詞)として使う表現になり、「突飛な~」と使った「~」が、とても普通では思い付かないような発想や方法だった場合に使ってください。
「突飛な」の表現の使い方
「突飛な」と使うには、それまでの常識や基本ではありえないほど変わっている必要があります。
例えば、同じ主人公でそれなりに続いていたシリーズものの映画で、突然その主人公が死亡するような新作が公開された時に、「まさか、新作がこんな突飛な話だとは思わなかった」などと使います。
また、従来では考えられないような形をしている物に対して「どう見ても突飛な形だ」といったように、物理的な対象に用いても構いません。
「突飛な」を使った例文と意味を解釈
「突飛な」を使った例文と、その意味の解釈です。
「突飛な」とまで言うには、それだけの変わり具合だということです。
- 「突飛な」を使った例文1
- 「突飛な」を使った例文2
「突飛な」を使った例文1
「そんな突飛な内容がとても理解されるとは思えない」
その内容が常識や基本とはかけ離れ過ぎている為、全く理解を得られないだろうと使っています。
時にはそのようなアイデアなども必要かも知れませんが、突飛過ぎると、最初から(詳しい内容まで見ることなく)敬遠されてしまう場合も多いのが実情です。
「突飛な」を使った例文2
「少し突飛なデザインかも知れないが、今回はこれでいこう」
「突飛な」と使っている時点で、「かなり変わっている」という意味になりますが、それに「少し」と付けて、「従来とは異なるのの、そこまで大きくは変わっていない」という意味にしています。
しかし、常識や基本を外れていることには変わりないので、いわゆる「王道」とは言えないスタイルだと解釈していいでしょう。
「突飛な」の類語や類義語
「突飛な」と同じ意味で使える言葉です。
意味はほとんど変わりませんが、少し崩した表現になります。
- 「奇抜な」【きばつな】
「奇抜な」【きばつな】
「奇抜なメイク」や「奇抜なアイデア」など、従来とはかけ離れているという意味で使う言葉です。
「突飛な」と意味合いは変わりませんが、ビジネスではあまり使わない言葉です。
「突飛な」と使うと、それだけ常識や基本とは違うことの表現になります。
その為、多少のことでは使わない言葉だと考えておいてください。