「悪評を買う」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
日常会話で「悪評を買う」という言葉が使われることがあります。
一体どの様な意味なのか、類語や例文なども併せて紹介します。
目次
- 「悪評を買う」とは?
- 「悪評を買う」の表現の使い方
- 「悪評を買う」を使った例文と意味を解釈
- 「悪評を買う」の類語や類義語
「悪評を買う」とは?
「悪評を買う」の概要について紹介します。
- 「悪評を買う」の読み方
- 「悪評を買う」の意味
- 「悪評を買う」の言葉の成り立ち
「悪評を買う」の読み方
「悪評を買う」は「あくひょうをかう」と読みます。
「買う」は慣用表現なので間違っている訳ではありません。
「悪評を買う」の意味
「悪評を買う」の意味は、「悪い評判を受けること」です。
自分がした悪いことや人が流した噂などが広まり、周囲の人から悪いイメージを持たれてしまうことを言います。
「あの人と関わりあいたくない」「信用できない」などの誹謗・中傷も含み、直接会う関係の人だけではなくネット上でも起こり得ることです。
「悪評を買う」の言葉の成り立ち
「悪評を買う」は「悪評+を(助詞)+買う」で成り立っています。
「悪評」とは「不名誉な評判や批評」という意味です。
「買う」は「お金を払って物を得る」という意味の他に「自分がしたことにより、好ましくない状態を招く」という意味があります。
これらの言葉が組み合わさり「自分が原因で不名誉な評判を招くこと」という意味で使われています。
「悪評を買う」の表現の使い方
「悪評を買う」の使い方について紹介します。
- 文法的な使い方
- 自分が悪いとは限らない
文法的な使い方
「悪評を買う」は動詞として「悪評を買った」「悪評を買う羽目になった」として使われます。
限定的な使われ方で「悪評を買う」はあっても「売る」「貰う」などは使えません。
自分が悪いとは限らない
「買う」は「自分がしたことが原因で悪いことを被る」という意味ですが、「悪評を買う」は本人が100%悪いとは限りません。
本人が成功したなどで妬みや噂などによる悪い評判が立ってしまうことも含みます。
「悪評を買う」を使った例文と意味を解釈
「悪評を買う」を使った例文と解釈を紹介します。
- 「悪評を買う」を使った例文1
- 「悪評を買う」を使った例文2
「悪評を買う」を使った例文1
「必死に仕事に励み、誰よりも早く出世したがその分悪評を買ってしまった」
一生懸命仕事をしてライバルを追い抜き、異例の出世を遂げたのですが、その分周囲から妬まれたり疎まれたりして嫌われてしまったことを表しています。
「悪評を買う」を使った例文2
「プレゼンを失敗して悪評を買ってしまった」
大事なプレゼンでミスやトラブルがあり失敗、ライバル会社にプロジェクトを取られてしまい、周囲から批判されていることを表しています。
「悪評を買う」の類語や類義語
「悪評を買う」の類語を紹介します。
- 「酷評される」【こくひょうされる】
- 「評判を落とす」【ひょうばんをおとす】
「酷評される」【こくひょうされる】
「周囲から手厳しく批評されること」という意味です。
「評判を落とす」【ひょうばんをおとす】
「今まで一定のレベルであったその人の評価が下がること」という意味です。
「悪評を買う」は「悪い評判を受けること」という意味です。
周囲で悪い評判が立ってしまっている時に使ってみましょう。