「認める」の意味とは!類語や例文など詳しく解釈
この「認める」という言葉は、読み方によって意味が変わるところがポイントになります。
目次
- 「認める」の読み方別の意味とは?
- 「認める」の表現の使い方
- 「認める」を使った例文と意味を解釈
- 「認める」の類語や類義語
「認める」の読み方別の意味とは?
「認める」の意味を説明するには、まず2つの読み方から説明するべきでしょう。
この言葉は「みとめる」、または「したためる」と読む言葉で、前者の読み方では「そうだと判断する」という意味になります。
「異常が認められる」と使うと、異常があると判断できたという意味になり、「認めたくない」とした場合には、(訳あって)そう判断する訳にはいかないと解釈してください。
「したためる」と読んだ時には2つの意味があり、1つ目は「文章に認める」などと使って、「文章として記録しておく」ことが表現できます。
そして、もう1つは食事を摂ることで、「昼食はさっき認めた」のような使い方になります。
「認める」の表現の使い方
「認める」の意味は上に挙げた通りですが、文章にすることとは知っていても、食事をすることという意味までは知らない人も多いでしょう。
よく使われるのは、そうだと判断するという解釈で、「それだけは認める」、「そんなことは認められない」のような形が多いです。
文章にするという意味の場合は、かなりかしこまった表現になると覚えておいてください。
「認める」を使った例文と意味を解釈
認めるを使った例文と、その意味の解釈です。
色々な意味で使っている例文を挙げていきます。
- 「認める」を使った例文1
- 「認める」を使った例文2
「認める」を使った例文1
「努力だけは認めるが、結果が伴っていない」
努力したと判断はするものの、望みの結果は出なかったと言っています。
社会に出ると、結果が出ないのであれば、努力自体が無駄だったと思われることもあります。
かと言って、努力なしに結果を出すことは難しいのも実情なので、臨機応変な対応が求められると言えるでしょう。
「認める」を使った例文2
「夕食を一緒に認めようと誘われた」
あまり聞かない使い方ですが、食事を摂るという意味で使っている例になります。
このような使い方は、年配の人でないとまずしないと考えておいていいでしょう。
「認める」の類語や類義語
「認める」と似た意味で使える言葉です。
「そうだと判断する」という意味の類語です。
- 「承認する」【しょうにんする】
- 「是認する」【ぜにんする】
「承認する」【しょうにんする】
「正式に認める」という意味になり、公的な使い方が多い言葉です。
「その改正案は承認されたと聞いた」とすると、その案が正式に認められたと聞いたとした場合と同じです。
「是認する」【ぜにんする】
難しい表現になりますが、「その件は是認した」は、「そうだと認めた」の言い換えになります。
ニュアンスとして、「よいと思って認めた」となる為、嫌々だが認めた、認めざるを得なかったといった時には使いません。
「認める」は、「みとめる」と読んで、そうだと判断することとして使われることがほとんどですが、「したためる」と読む時には注意してください。