「異なる」とは?意味や使い方!例文や解釈
「異なる」とは、「二つ以上のものの間に差や違いがあること」を意味する言葉です。
「異なる」の「意味・読み方・使い方・異なるを使った言葉・例文と解釈・反対語・類語(シソーラス)や言い換え・英語と解釈」について、詳しく説明していきます。
目次
- 「異なる」とは?
- 「異なる」の表現の使い方
- 「異なる」を使った言葉と意味を解釈
- 「異なる」を使った例文や短文など(意味を解釈)
- 「異なる」の反対語
- 「異なる」の類語や類義語・言い換え
- 「異なる」の英語と解釈
「異なる」とは?
「異なる」という表現は、「二つ以上のものの間に差や違いがあること」を意味しています。
「異なる」というのは、「二つのものを比較してみた時に同じではないこと、違い・差があること」を意味する表現なのです。
「異なる」という言葉は、形容動詞の「異なり」が動詞化して生まれた言葉です。
- 「異なる」の読み方
「異なる」の読み方
「異なる」の読み方は、「ことなる」になります。
「異なる」の表現の使い方
「異なる」の表現の使い方は、「二つのものを比較してみた時に、特徴・能力・性質などが同じではない場合」や「二つのものの間に何らかの違い・差がある時」に使うという使い方になります。
例えば、「スポーツカーと一般の車では、エンジンの性能とハンドリングの良さが全く異なります」といった文章において、「異なる」という表現を使用できます。
「異なる」を使った言葉と意味を解釈
「異なる」を使った言葉を紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「全く異なる」
- 「異なる生き方」
- 「次元が異なる」
「全く異なる」
「全く異なる」という表現は、「二つ以上のものを比較した時に、完全に違っていること。
非常に大きな差があること」を意味しています。
例えば、「この商品とあの商品では、見た目の高級感からして全く異なります」といった文章で使われます。
「異なる生き方」
「異なる生き方」という言葉は、「二人の生き方が違っていること」や「二人の生き方の間に差・隔たりがあること」を意味しています。
例えば、「まったく異なる生き方をしてきた二人が、改めて共同生活をするとなると、やはり衝突や不快な出来事が多くなるものです」といった文章で使用できます。
「次元が異なる」
「次元が異なる」という表現は、「二つのものの間にあるレベル・格の違いが極めて大きいこと」や「その二つのものを比較することが無意味なくらいの違い・差があること」を意味しています。
それらの意味から、「プロ野球選手とアマチュアの選手では、次元が異なりすぎてまともに試合が成り立ちません」といった文章で使われます。
「異なる」を使った例文や短文など(意味を解釈)
「異なる」を使った例文・短文などを紹介して、その意味を解釈していきます。
- 「異なる」を使った例文1
- 「異なる」を使った例文2
「異なる」を使った例文1
「兄弟であっても二人の政治や社会、生き方に対する価値観は完全に異なっていて、折り合うことができませんでした」
この「異なる」を使った例文は、「兄弟であっても二人の政治や社会、生き方に対する価値観は完全に違っていて(一致するところがなくて)、折り合うことができなかった」ということを意味しています。
「異なる」を使った例文2
「二つのパソコンの外見には差異がほとんどありませんが、パソコンのスペックや使い勝手の良さがかなり異なります」
この「異なる」を使った例文は、「二つのパソコンの外見には差異がほとんどないが、パソコンのスペックや使い勝手の良さがかなり違っている(二つのパソコンの間にあるスペックの差が大きい)」ということを意味しています。
「異なる」の反対語
「異なる」の反対語を紹介して、その意味を説明していきます。
- 「同じである・一致する」
「同じである・一致する」
「異なる」の反対語として、「同じである・一致する」があります。
「異なる」とは、「二つ以上のものを比較した際に、何らかの違い・差があること」を意味しています。
それに対して、「同じである・同一である」というのは、「二つ以上のものの間に共通性・一致点があって、異なる部分がないこと」を意味しています。
「一致する」という表現も、「二つのものの間に異なるところがなくて、ぴったり同じであるさま」を意味しています。
それらの意味から、「異なる」とは反対の意味を持つ反対語(対義語)として、「同じである・一致する」を上げられるのです。
「異なる」の類語や類義語・言い換え
「異なる」の類語・類義語・言い換えについて、分かりやすく解説していきます。
- 「違う・差がある」
- 「別である・相違する」
- 「差異がある」【さいがある】
「違う・差がある」
「異なる」の類語・言い換えには、「違う・差がある」があります。
「異なる」という表現は、「二つのものを比べてみて何かが違っていること、差があること」を意味しています。
その意味合いから、「異なる」という表現は「違う・差がある」という表現に言い換えることができるのです。
「別である・相違する」
「異なる」の類義語・言い換えとして、「別である・相違する」があります。
「異なる」という表現は、「二つのものを比較して別なものであること」や「二つのものの特徴・機能などが相違していること」を意味しています。
「相違する」という言葉は、「同じではなくて違っていること」を意味しています。
それらの意味合いから、「異なる」と近しい類似の意味を持つ類義語(シソーラス)として、「別である・相違する」を指摘できます。
「差異がある」【さいがある】
「異なる」の類語・言い換えには、「差異がある」があります。
「差異がある」という表現は、「二つのものを比べた時に、差や違い、異なる部分があること」を意味しています。
その意味合いから、二つのものの間に差・違いがあることを示す「異なる」という表現は、「差異がある」という表現に言い換えることができるのです。
「異なる」の英語と解釈
「異なる」という言葉を英語で表現すると、以下のようになります。
“different”(異なっている・違う・違いがある・異なる)
“be different from~”(~と異なる)
“differ”(自動詞で異なるを意味する)
“be not like~, be dissimilar~”(~と似ていない・~と異なる)
- “My feeling of value is different from yours.”
“My feeling of value is different from yours.”
「異なる」という言葉を使ったこの英語の例文は、「私の価値観はあなたとは異なります」を意味しています。
「異なる」という言葉について徹底的に解説しましたが、「異なる」には「二つ以上のものの間に差や違いがあること」などの意味があります。
「異なる」の類語(シソーラス)・言い換えとしては、「違う・差がある」「別である・相違する」「差異がある」などがあります。
「異なる」という言葉について詳しく調べたい時は、この記事を参考にしてみて下さい。